【孤児院育ちの正一は､定年退職の日の帰り地下鉄内で倒れ意識不明となり夢を見る】

セーラー服は？三毛猫は？思い当たる作品がないと思ったら赤川次郎さんと間違えてた…(꒪ͧд꒪ͧ)

てことで､浅田次郎さん初鑑賞

夢の中で知らない人とディナーを食べたり風呂に入ったり…なんだろう…走馬灯ファンタジー？

娘役は前田亜季さん？不安そうな演技うまい

ラストはホロリとさせる不思議で優しい物語
もう少し観たいな…ってところで終わるのも良き

原作は読んでいました。母を知らない65歳の主人公は、謎につつまれていた自分の出生について、病床の夢の中ではあるけれど、知っていくことになる。母からは、生きて欲しいという思いを託されていたという真実を知ることが出来た。
これまでの人生を振り返り、様々な思いが去来するが、母の自分への思いを確認することができ、根底から、自分が生きていることを肯定できたのだと思う。親に愛されているということは、絶大なことである。

65歳となった自分に重ねて観てしまった😥　親子の複雑な関係や人生の哀感がよく描かれていた。