三等重役の作品情報・感想・評価

『三等重役』に投稿された感想・評価

源氏鶏太の原作を、山本嘉次郎と井手俊郎が脚色、春原政久が監督したサラリーマン映画。地方都市の会社。前社長が公職追放で、新社長に河村黎吉、秘書課社員に小林桂樹、人事課課長に森繁という体制で、会社内のト…

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SANKOU
4.3
このレビューはネタバレを含みます

とある地方都市の有力企業である南海産業。地元の人たちはそこで働く社員には一目置くといい、それが社長ともなると誰もが尊敬の眼差しを向けずにはいられない、はずだったが。
現社長の桑原は追放されていた前社…

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こういう作品だったのか。社長シリーズの原点。

2023年広島市映像文化ライブラリー。公職追放されたオーナーの復帰に怯えるサラリーマン社長。妻に直接ボーナスを渡す話とか、社長夫人が仲人をしたいので社…

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odyss
3.5

【70年前の日本のサラリーマン】

BS録画にて。昭和20年代後半の映画です。

第二次世界大戦後に公職追放が行われたことは知られていますが、本当の公職だけでなく、大企業の幹部にもそういう例があった…

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【詳述は、『サラリーマン出世太閤記』欄で】嘉次郎が噛んで、後の社長シリーズの安定に向かうばかりでない、社会の不穏の芽(逆コース)に無意識·必死に抗する人間の善良さがまだ残り表されてた時代。
2.5

製作当時はサラリーマンのリアルな悲哀を喜劇に仕立てたドラマだったはずが、70年たった今では戦後のサラリーマンの暮らしがどういうものだったかを知ることが出来る貴重な資料に。

そして自分を凡人と理解し…

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3.9

「南海産業」誰もが憧れるという一流企業。
そこの社長と人事課長のコンビが会社内のあらゆる問題に取り組む。

ボーナスを社員の妻に直接手渡すエピソード等、面白エピソード満載。

主役の社長を演じた河村…

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森繁の人気シリーズ「社長シリーズ」のオリジナルだ。最初、森繁はあんまり出てこず、後半出ずっぱり。森繁をスターにした作品だが、内容は、ほのぼのだらけ。流行語と思われる「とんでもハップン!」とかでてくる…

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ほのぼのした雰囲気で結構面白かったけど、もう少しテンポを良くしてほしかった。でも、60年前の流行語だった「とんでもハップン」「オーミステイク」を聞くことができて満足。

南海商事の社長の日常を短いエピソードを重ねて描いた物語。割りとゆるい感じの作品だけど、段々と社長の河村黎吉の良さが見えてきた。脇をかためる役者が豪華で、藤間紫は昔からあの手の役ということも分かった。…

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