衝撃の卒業式から約2年が経った。
10月4日は鵜久森叶の命日。その日に、元3年D組の生徒たちは、毎年同窓会を開くことを決めていた。
続々と母校である鳳来高等学校の教室に集まってくる生徒たち。
教室に入ると、彼らの担任教師であった九条里奈から生徒一人一人へ手紙が届いていた。
手紙には、九条からの感謝の言葉が並び、最後に“貴方はどんな大人になりたいですか？”と書かれていた。
「返事を、九条先生にビデオメッセージを送ろう！」
生徒一人一人が九条からの手紙を読み、あの1年を振り返りながら、伝えられていなかった九条への感謝と、未来の自分を語り始める。元3年D組生徒30人の、涙の同窓会が始まる！
オリジナルストーリーの舞台は、ドラマ版における“衝撃の卒業式”から約2年が経った＜20歳の同窓会＞。「最高の教師」完結編。
九条先生が、生徒たちに送ったメッセージ「あなたはどんな大人になりたいですか？」に生徒たちが即興で「どんな大人になりたいか」を語るというエチュードのスタイルで、生徒を演じる若手俳優が役になりきりながら、自己の悩みなどを織り交ぜる生々しさと今この時に青春を生きる若者が考えながら絞り出したリアル感があって、どのメッセージも心揺さぶられたけど、やはり東風谷さんや西野さんや相良くんや星崎くんなど各回で主役だった生徒たちのメッセージは、より気持ちが込められていて重みがあって、心揺さぶられた。
みんな鵜久森さんから託されたバトンを胸に、2年間生きてきたことが生徒たちのメッセージから伝わってきた、生徒だけでなく視聴者にとっても2年越しの卒業式で同窓会だった「最高の教師」完結編。
「あなたは、どんな大人になりたいですか？」
