観たのはいつだか忘れたけれど、限定公開していた頃。どちらかといえばドラマではなく、ショートムービーかな?
これすごいなと思った。
岩井俊二の1990年代の特有の空気を持つ短編映画が、平成初期じゃな…
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とどまることなく語られる他人の話、リップシンクの合わない台詞、覗き見、立ち消える外部音。カメラを無視した振る舞いも甘んじて踊るカメラも編集をなかったことにするうつろな連続性も、畳の上に鎮座するMac…
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とにかく可愛かったけど見ていて息苦しかった。90年代くらいの話なのかと思ってたらスマホが出てきてびっくり。その落差がまた魅力的。危うさが美しかった。冷房の効いた部屋で観て後悔。これは夏、窓を開け放し…
>>続きを読む万年筆で描くような体のライン
節にインク出ても、そこから引いた線は消えてきそうなほど細くなってくあのライン
腰から尻、腿にかけて「く」の字
アキレス腱から踵、足の裏にかけて小さく「く」の字
大小の…
岩井俊二監督による1992年制作の深夜ドラマをアイナジエンド主演でセルフリメイク。主人公から漂う気配がオリジナル版に比べて明らかにヘンテコなので、ラストの驚きは薄れる一方、妖しい空気感によって道中の…
>>続きを読むYouTubeを無目的のまま開いたら、出てきたので何の予備知識もないままに観た。いかにも岩井俊二といった感じ。
散らかった一間の部屋、三台の扇風機、双眼鏡、三脚に固定されたカメラ、開け放った窓(網戸…
ほぼほぼアイナ・ジ・エンドのイメージビデオ。
アイナのモノローグで淡々と夏の1日をえがいていく。
直接描写はないけど、DVで殴られてたり、煙草の根性焼きがあったり、部屋はゴミ屋敷状態だったり、妹に精…