にゃん

ナースが婚活のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ナースが婚活(2024年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

何かを成し終えてドラマが完結するのかと思いきや、特に何も変わらずこれからも婚活相談所頑張っていくわよ的な流れで終わっちゃったのがモヤッと。シーズン2も出来る雰囲気の終わり方だったが、別にやる必要も感じない程度の内容だし。ナースが婚活するって難しいケースもあるんだなってことが世間の皆さん分かりましたか、的なドラマでした。矢田亜希子が元ナースで相談所の社長ってのは雰囲気的にもナイスキャスティングだと感じた。とりあえず守屋茜かわいかった。でもセンター分けはやっぱり似合わないかなぁ。

内容
1. 元ナースの横山陽子(矢田亜希子)は、ナース専門の婚活相談所「ナースのとも」の代表。ある日、彼女のもとを現役ナースの安藤明穂(華村あすか)が訪れる。明穂は周りのナースからも人気の高い医師・冴島昴(佐伯大地)と交際しているが、結婚願望のある明穂に対し、冴島は結婚願望がないことが判明…さらに、冴島が四股していることが発覚する。そんな絶望の明穂に陽子が自分が助けると声をかける。婚活に一歩踏み出した明穂は一緒にいて楽な男性と出逢い結婚する。

2. 今回「ナースのとも」を訪れたのは、オペ室看護師・別所牡丹(潤花)。同僚の付き添いで無料面談にきた牡丹だったが、陽子(矢田亜希子)から不倫していることを言い当てられてしまう。外科医師・深田郁哉(黄川田雅哉)と不倫している牡丹は、今の関係を続けるのはダメだと分かっていながらも、深田との関係が壊れるのが嫌で別れられずにいた。しかし、亡くなった患者の付き添いが妻だと思っていたが戸籍上他人で手続きが出来ない事が分かり、家族である事の大切さに気づいた牡丹は不倫を辞める決意をする。そして、婚活はまだしないがまず自分自身好きな自分になる努力をする事を決める。

3. 夜勤専門救命救急センターのナース・野町千晶(小島藤子)。生活リズム的に出会いがなく、マッチングアプリに登録するも遊び目的の変な男ばかりと出会ってしまう…。ろくな出会いがない中、誕生日を迎え30歳になった千晶は、焦りから陽子(矢田亜希子)のもとへ駆け込む。陽子の看護により、楠田紀佐志(岩井拳士朗)と会うが、アプリで出会う男性より刺激がなくつまらないと吐露する。しかし、何度か会ううちに楠田の良さに気付く千晶は看護師の忙しさを理解して支えたいと言ってくれるその男性との結婚を決める。

4. 陽子(矢田亜希子)は久しぶりに友人の鷹野珠代(遊井亮子)とランチに行くことに。独身の珠代に婚活をするなら相談にのると言う陽子だが、年齢的に諦めている様子。しかし数日後、ぎっくり腰をきっかけに珠代は婚活を始めることに。早速3人の男性とお見合いをする珠代だが、上手く自分を曝け出さず後日全員から交際終了の連絡が。振られたことにショックを受け、結婚を諦めると言い出してしまう。数日後昔の知り合いに遭遇し彼も偶然婚活中だと知り意気投合。再びぎっくり腰になった時彼の顔が浮かび晴れて彼と結婚を決めるのだった。

5. 緒人(阿久津仁愛)は「ナースのとも」でリハビリ科看護師の江頭恵美(北野日奈子)と母親・美子(横山めぐみ)と面談を行っていた。過保護な母親の期待に応えたいとお見合いをしてみるも、自分に自信のない恵美は会話が弾まず失敗ばかり。何も取り柄がなく、相手にいいと思ってもらえることが一つもないからと、婚活をやめたいと言い出す恵美。そんな恵美に陽子(矢田亜希子)はトーク練習を一緒にすることを提案する。恵美は自己表現に自信を持てるようになりある男性と交際する事に。相手の親の介護があり成婚には至らなかったものの、相手の実家で介護の手伝いをする事を決める。

6. 「ナースのとも」を訪れた訪問介護会社の社長・福田風花(中村静香)。風花は4年前、夫に浮気をされて離婚しており、再婚するにあたり絶対に浮気をしない人を望んでいた。風花の話を聞き、条件に合う男性を紹介する緒人(阿久津仁愛)だったが、なかなかいい相手を見つけられず思い悩んでいた。そんな緒人を見た陽子(矢田亜希子)は緒人に風花は子供が欲しい可能性を話す。

7. 一人になって整理したいと失踪騒ぎを起こしていた菊池(中林大樹)だったが、珠代(遊井亮子)のハッピーオーラに触発され再婚する気に。菊池の婚活を手伝うため話を聞く陽子(矢田亜希子)だが、相手の理想の条件がない割に仮交際お断り連発で頭を悩ませていた。一方で、看護師の保科ひかり(守屋茜)と蒲生吾郎(落合モトキ)は、付き合っている人が“ヒモ”という同じような悩みを持っており、陽子の元へとやってくる。それに気づいた陽子はお互いパートナーと別れさせ2人に会う機会を与える。元パートナーの共通点に大いに盛り上がる2人。

8. 「ナースのとも」で会った菊池(中林大樹)とひかり(守屋茜)は元家庭教師と教え子の関係だった。昔の思い出話に花を咲かせる中、頼り甲斐があり包容力もある菊池にひかりはときめいていた。陽子(矢田亜希子)の勧めもあり菊池とお見合いをしてみるも、菊池はひかりを結婚の対象とはみれない様子。一方、ひかりとお見合いをした吾郎(落合モトキ)は、別れた彼女のことが忘れられずにいたが、ある時バイトをしている元カノを見かける。そこで初めて"何も出来ない彼女を作っていたのは甘やかしすぎた自分が原因だ"と気づき彼女の為にも振り返ることをやめる。一方ひかりは菊池の包容力の高さに惚れていたが、結局以前と立場が変わるだけで依存する側とされる側の関係性になってしまうと気づき菊池を振り吾郎との真剣交際に踏み切る。人間に興味を抱かなかった菊池の10年ぶりの失恋はかなりこたえたようだ。
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