このレビューはネタバレを含みます
ざっくりいうと花男みたいな感じでした。俺様な彼に惹かれ自分に真剣に愛を誓ってくれる人と俺様彼の間に挟まれ悩む展開。私だったら断然彰人さんなんだけど…少女漫画的な展開には俺様を選びがちですよね。
結局彰人のプロポーズを断ったひかる、彰人はそのまま海外での仕事で3年以上戻らない。俺様なシオンも旅立ってしまうのかとヒヤヒヤしたが、ルカが大袈裟に言っただけで
実際は元々決まっていた海外出張で数日家を空けるだけだった。それにホッとするひかると、シオンが居なくなると思い焦っていたひかるの様子に静かにキュンするシオン。ここでエンド。
もっと盛大な結婚エンドくらいを期待していたからちょっともやもや。
若月の家政婦役、似合ってました。
内容
1. 「物心ついた時から、私の夢はお嫁さんだった」質素なアパートで母と二人で育った百瀬ひかる(若月佑美)は、母の影響から恋愛は結婚前提と決めていた。しかし、最初で最後の恋と信じた彼は国際ロマンス詐欺師で、結婚資金として貯めていた貯金はおろか800万という借金だけが残ってしまった。「もう恋なんてしない」と、人生を立て直すべく高収入&住み込みという条件だけを狙って、高級ペントハウスの管理人の面接へ。そこに住むのは有名ブランド次期社長・西園寺シオン(鈴木康介)、天才ピアニストの天羽律(本田響矢)、トップモデルのルカ(井手上漠)、総合病院御曹司の神崎彰人(中尾暢樹)。「高級食材しか口にしない&シイタケNG」「お菓子好きで野菜と辛い物が嫌い」「ダイエット中で低カロリー」「食に興味はなく、噛むのも苦手だがタンパク質を摂りたい」と、言いたい放題な4人。夕飯作りという、最終試験に挑むことになったひかる。
2. クセが強いうえに、食の好みがバラバラ。そんな4人の希望を満たす料理(もんじゃ焼き)を作ったひかる(若月佑美)だったが、雇い主のシオン(鈴木康介)から「不合格だ」と、にべもなく宣告されてしまう。しかし翌日リビングへ行くと彰人の良いんじゃない?と一言が決め手となりシオンに管理人として認めてもらえる事に。
3. 晴れてペントハウスの管理人兼料理人として働くこととなったひかる(若月佑美)。
その条件は「住人を満足させる食事を作り続けること」「恋愛は絶対禁止!」の2つ。二度と恋をしないと決めたひかるにとっては、とても簡単な条件だったが、天才ピアニスト・律(本田響矢)が、ひかるに対して思わせぶりで意味深なアプローチをしかけ始める。
4. 住人たちとの恋愛は“即刻クビ”という状況の中、唐突に律(本田響矢)に唇を奪われてしまったひかる(若月佑美)。意を決して律に恋愛感情がないことを告げるのだが、律はわざとひかるをクビにしようと画策していた。律はコンサート前になるとこのように情緒が不安定になるらしく怪しむシオンに対してヘルプの眼差しを向けるひかるに悪いのは律だと分かってはいるがお前も隙がありすぎると釘を刺す。
5. 「僕の恋人になってほしいんだ」彰人(中尾暢樹)からの思わぬ告白。それは、大手製薬会社のパーティーに“恋人のフリ”をして一緒に出席してほしいというものだった。ひかる(若月佑美)は、“1日限りのプロ彼女”として、彰人の恋人役を引き受ける。彰人の女性との交際のトラウマになった元凶の女性が出席していて見せつける為に恋人役が欲しかったのだった。
6. シオン(鈴木康介)は昔クビにしたかつての部下に襲われ、ルカ(井手上漠)がかばって腕を切り付けられてしまう。これまで、部下に対して厳しく接してきたシオンは、自分は特別だと言われ続け育てられてきた自らの境遇を思い知り、塞ぎ込んでしまう。ルカのことを心配しながらも、シオンのことが気にかかってしまうひかる(若月佑美)。そんな中、彰人(中尾暢樹)はひかるに結婚を考えてみてほしいと言われる。彰人は前回彼女役を演じてくれたひかるに恋愛に対して"新しい恋をすればトラウマが和らぐ"ことを教えて貰ったこともあり前に進もうとしていた。
7. ひかる(若月佑美)にプロポーズしたとシオン(鈴木康介)に宣言する彰人(中尾暢樹)。「断る理由があるのか?他に好きな奴でも?」と、シオンに聞かれたひかるは、シオンに惹かれている確証もなくうまく答えることができない。そんな中、ペントハウスで律(本田響矢)のコンサートプロモーションを兼ねたパーティーが開催されることに。そこにルカのモデル仲間でライバルのアヤカが出席していた。アヤカは勝気な性格でシオンにも惹かれていた為にルカが邪魔で仕方ない。アヤカは会場でルカが薫君だった(性転換する前)頃の事を話題に出し会場を騒つかせルカを傷つけるもシオンは何も言わず。その様子に耐えかねたひかるがアヤカを会場から追い出し、ルカを庇わなかったシオンを問いただすとその場でひかるもクビを言い渡される。ひかるはペントハウスから出ていくことに。
8. シオン(鈴木康介)から一方的にクビにされ、ペントハウスを追い出されたひかる(若月佑美)。行き場を失ったひかるは、派遣社員として家事代行サービスの職場で働き始める。そのころ、ひかるがいた頃の楽しかった生活を思い起こす住人たち。律(本田響矢)は、たまらずひかるを呼び戻しに職場を訪ねるが会えず。一方シオンは帰宅途中のひかるを待ち伏せし謝罪、戻ってきて欲しいと伝える。
9. ひかる(若月佑美)に本気でプロポーズする彰人(中尾暢樹)の姿に、「2人の結婚は認めない」と強く宣告するシオン(鈴木康介)。恋はしないと誓ったはずのひかるだが、心はシオンと彰人の間で揺れ動く。一方、律(本田響矢)はコンサートの翌日にアメリカへ旅立つことに。ルカ(井手上漠)も、モデルとして新たな一歩を踏む出す決意を固めていた。
10. 律(本田響矢)の旅立ちの日が来た。全員で見送った後、彰人(中尾暢樹)はひかる(若月佑美)との結婚を前提に「いっしょにアフリカへ来てほしい」と告げる。時を同じくして、シオン(鈴木康介)は「二人で食事に行かないか」と、はじめてひかるをデートに誘う。