にゃん

おっさんずラブ-リターンズ-のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

おっさんずラブ-リターンズ-(2024年製作のドラマ)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

井浦さん出てる!胸熱です!捨てられた子犬みたいな瞳がたまらない…
あと部長と春田とその周りの者とのトラブルも面白いし、脳内困惑で大騒ぎになってる感じをちゃんと心の声として、プラス荒れ狂う心情をジェスチャーと顔芸で表現してくれるから、このドラマはシリーズ通して面白いんだと思う。ほんとニヤニヤしちゃう。
黒澤がついに死ぬのかと思いきや、聞き間違えで何なら身体的年齢30代なの笑ったし最後お隣さんになっちゃう展開も安定のひょっこり感で可愛いし邪魔な虫を払うような勢いで黒澤を追い出す牧のメラメラ感も容赦なくて面白い。本当に最初から最後まで抜け目なく面白かったです。

1. ピュアな男たちの愛を描き、国内外で大ブームとなった話題作の続編。春田(田中圭)と牧(林遣都)が結ばれ、転勤による遠距離生活をへて、いよいよ新婚生活を始める。しかし、共働きの二人はけんかをして家事代行サービスを頼むことに。そこに、かつて春田を愛した男・武蔵(吉田鋼太郎)が”家政夫”としてやって来る。

2. ある日、春田(田中圭)が出勤しようとすると、隣家の前に部下・和泉(井浦新)が血だらけで倒れていた。すると、隣家から六道(三浦翔平)が現れて、驚く春田に「これは見なかったことに」と笑顔で告げると、和泉を抱きかかえて家に入っていく。一方、家政夫の武蔵(吉田鋼太郎)は、家事のことで牧(林遣都)と一触即発になる。モヤモヤする武蔵、この気持ちは何だと元嫁に相談したところ"お姑"と同じ気持ちだと判明。部長は初めての感覚にワクワクする。

3. 黒澤(吉田鋼太郎)は春田(田中圭)と和泉との不倫キス(路上で倒れた和泉を介抱したら和泉の知り合いと間違われてキスされる)を目撃し動揺する。牧(林遣都)がもしその事実を知ってしまったらと、黒澤は一人で焦る。一方、春田は倒れた和泉の為に救急車を呼ぼうとしたところ「公安だから」と止められたことが気になっていた。和泉(井浦新)の本性を知るため、周囲に探りを入れることに。さらに、牧の後をついていった黒澤は、牧が武川(眞島秀和)の家に入っていく(武川の恋愛相談にのる為嫌々訪問した)のを目撃して、ダブル不倫だとショックを受ける。黒澤は証拠写真を見せるか迷うがうっかり床に落としてしまい2人にバレる。しかし思ったよりあっさりと誤解だと信じる2人だった。

4. 春田(田中圭)は、ハプニングから和泉(井浦新)が大切に持つ”自分と瓜二つの人物の写真”を見てしまう。そんな中、牧(林遣都)の出張が決まり、準備がてら買い物デートへ行く二人だったが、牧のもとにギックリ腰になってしまった父・芳郎(春海四方)から着信が入り、春田は牧の代わりに世話をしに行くことになる。

5. 久々に休みが重なった春田(田中圭)と牧(林遣都)は、ずっと行けていなかった“新婚旅行”の計画を立て始める。ちず(内田理央)や栗林(金子大地)の影響を受け、行き先を熱海にしようと提案する牧の話を聞いていた家政夫・黒澤(吉田鋼太郎)は、商店街の福引会で当てた熱海旅行券を二人にプレゼントする。部長も含めて熱海へ行く事になるがそこで和泉ペアにも遭遇する。

6. 春田(田中圭)と牧(林遣都)は、バレンタインデーに行う結婚式の準備に追われる。念願の結婚式を前にウキウキモードだが、牧は仕事が多忙を極め毎日疲れ切っており、春田はふと一人空回りしているような寂しさを覚え始める。仕事を応援したいという気持ちの一方で、結婚式に対する牧との温度差を感じ、徐々にマリッジブルーになっていく。ただ牧は仕事に追われていただけだった。

7. 結婚式を無事終えた春田(田中圭)と牧(林遣都)。そんな中、春田の元にちず(内田理央)が倒れたと連絡が入る。病室に向かった牧はちずから、子供たちを連れて初の海外旅行中である兄・鉄平(児嶋一哉)と舞香(伊藤修子)には連絡しないでほしいと頼まれる。ちずを心配した二人は、入院中、吾郎(佐藤大空)を預かることにする。牧は子供が苦手で気が進まなかったが子供に対する気持ちが少し変わる。

8. 春田(田中圭)と牧(林遣都)の結婚式の日、人知れず吐血した黒澤(吉田鋼太郎)が病院で告げられたのは、余命一年だった。信じられない事態にぼうぜんとする武蔵だが、付き添いでやって来た元妻・蝶子(大塚寧々)には、心配かけまいと本当の事を言わず笑顔を見せる。そして帰宅後、“終活”について考え始めた武蔵は、“エンディングノート”を書き始める。部長の違和感を感じた春田たちはホームパーティーを開き、その帰りに置き土産のDVDの中で部長が余命宣告をされたことが語られていた。

9. 余命1カ月と宣告された黒澤(吉田鋼太郎)は、命の終わりに際しエンディングノートを記す。最期のホームパーティーで別れを告げ、愛しの春田(田中圭)、そして牧(林遣都)にビデオメッセージを送る。しかし1カ月後、黒澤は自分自身でも信じられないといった表情で「なぜ俺はこんなに元気なんだ?」とつぶやく。医者に確認しに行ったところ余命宣告などしておらず"嫁がイカゲームっつう〜"という医者の雑談を完全に聞き間違え勝手に盛り上がっていただけだった。以前の吐血も赤い料理を食べ赤ワインを飲んだあと咽せて吐いた為に起きた現象だったことに気づく。黒澤はまず春田たちに謝罪へ行く、しかし当たり前だが春田たちはほっと安堵し長生きするよう言うのだった。
後日、黒澤は"隣の家の黒澤"として帰ってくる。そう、お隣さんになったのだ。春田は喜ぶが牧VS黒澤のバトル勃発。これからも荒れそうだ。
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