にゃん

闇バイト家族のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

闇バイト家族(2024年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

お金を手に入れる為に素人集団が闇バイトに手を染め、偽物の家族を作って団結し乗り越えていくストーリー。最終話で完結するかと思いきやサンジからの電話で"悪いけどもう一件バイト頼まれてくれないか?"と。これはスペシャルとかで短編の続編がありそうだ。

内容
1. とある閑静な住宅街の一軒家。そこにはそれぞれの事情で、同じ闇バイトに応募した5人が空き巣に入ろうと右往左往していた。見るからに慣れていない素人窃盗集団は、目当ての金庫を開けようとするもあと一歩のところで失敗...危機一髪逃げようとするが、なんと今度は人を車で轢いてしまう。5人は翌日、ひき逃げをネタに目撃者(本当は警察だがここではヤクザという設定)に脅迫され「闇バイト家族」として空き巣、運び屋、受け子...次から次へ闇バイトを繰り返すことに。

2. 今回の指令は、特殊詐欺グループから金を奪うこと。その拠点を見張るため、闇バイト家族は向かいの空き店舗に餃子屋を開いたのだが、行列ができるほど大繁盛してしまい見張りが疎かに。久々に詐欺グループの部屋を見てみると空室に。メンバーを道で見かけ追跡すると隣の部屋に引っ越していた。

3. 特殊詐欺グループの金を奪うため、アジトの向かいに餃子屋をオープンした闇バイト家族。颯斗(鈴鹿央士)が潜入に成功、トイレを借り90分食べ放題チケットを渡す。後日彼らが食べ放題中にアジトへ潜入するもたった25分で満腹になり帰ってきた彼らに襲われる。家族で助けに行くが力及ばずピンチに。しかし食事の時最後に出したプリン(前の従業員が出し忘れたであろう)を提供していた為に腹痛を訴え悶える彼ら。その隙に警察が駆けつけ逮捕に至る。しかし、大ボスは彼らの他にいるようだ。

4. 美咲(山本舞香)が出会い系のサクラをするが、相手の島崎(合田雅吏)に睡眠薬を盛られてラブホテルに連れていかれてしまう。見かけた颯斗(鈴鹿央士)は急いで追いかけフロントの人間のフリをして救出へ向かう。

5. 運び屋を命じられた家族だが、なんと荷物は拳銃だった。キャンピングカーで家族旅行を装うが、さっそく警察の検問に遭遇し、大ピンチ。

6. 拳銃を運び終えた家族だが、帰り道は大きなキャリーケースを運ばされる。なんと中身は死体?しかも、別の家族に荷物を間違って持ち去られて大ピンチ。どうにか交換するも、中身は死体ではなくラブドールに隠されたドラッグだった。

7. 母・佳苗(麻生祐未)は大好きな韓国ドラマ俳優に似た男とのデートに舞い上がるが、家族は国際ロマンス詐欺を疑う。一方、颯斗(鈴鹿央士)は元カノから子供を下ろしたことへの精神的ダメージとして大金を要求される。

8. 元カノから妊娠中絶の慰謝料を請求される颯斗(鈴鹿央士)。しかし彼女の虚言だと美咲が見破り払わずに済むことに。韓国人留学生からプロポーズされるも300万円を要求される、佳苗(麻生祐未)はあと一歩の所でカモになりそうになるが健三(父役)が愛の力でロマンス詐欺だろと本人に詰めより殴り倒す。

9. 闇の組織「D」からの“大きなヤマ”は、中国マフィアのシャオ家族を匿って覚せい剤の精製サポートをすること。超ヤバイ展開に巻き込まれる闇バイト家族。一方サンジは警察内部の内通者が同僚だと防犯カメラやドライブレコーダーから証拠を掴む。問いただすと3年前から脅されて内通者となったという。しかしDの勢力が強まったのはもう少し前から。他にもっと深い関係の者が警察内部にいると睨んだサンジだったが、調べるよう頼んでいた部下が何者かに殺されてしまう。

10. 中国マフィア家族のお願いで、颯斗(鈴鹿央士)と美咲(山本舞香)は、マフィア兄妹と遊園地でダブルデートをすることに。しかしふと目を離した隙に逃げられてしまう。家に連絡すると他のメンバーもブツを持って逃げてしまっていた。ブツがないと取り引きが出来ない。ピンチに陥る。

11. 中国マフィア家族のフリをして、暴力団と取引をすることになった闇バイト家族。正体がバレたら命はない…。本物の家族が見つかりブツが届くまでの間の時間繋ぎ。一世一代の大芝居でピンチを切り抜ける。

12. 中国マフィアのフリをする颯斗(鈴鹿央士)は、暴力団の若頭と命がけのロシアンルーレットをすることに。なんとか美咲がブツを持って場所に辿り着き事なきを終える。
いつも出前をしてくれる少年はサンジの息子でDの子分だった。父親嫌いな息子は家族というものを信じてなく、偽物家族を壊してやろうと思ったのだった。Dの正体は警察内部に居た。調べるよう頼んだ結果殺されてしまった部下がレコーダーに録音しておりそれによって正体が判明する。
にゃん

にゃん