笑って泣ける癒しのドラマ。
どん底に落ちた2人が再会し、互いの辛さや悲しみにそっと手をあてて慰めてくれる、ほんとにあたたかみのある作品でした。
もちろん程度はそれぞれでしょうけど、鬱やったらそんな意欲ないやろ、めちゃくちゃ落ち込んで何もできへんやろ、などと経験者としては思ったりもしますが、ずっと自分を信じて寄り添ってくれる人、いつもそばで優しく応援してくれる人の存在が、ほんとにあたたかくて、ものすごく癒されました。
互いに尊重し合える関係がとても素敵。
登場人物がみんな茶目っ気があって魅力的なのが最高です。
今まで見たパクヒョンシクの作品はどれも良いのですが、この作品でのヨジョンウが本当にハマってて、有害な男らしさもなく、ずっと優しいんです。
ジョンウの言葉がすごく良くて名シーンもたくさんありましたが、自分の大切な人に裏切られ傷付いて、自分の中で処理できなくて葛藤してた時のチャンヘジンさんとのシーンはとても心に残りました。
演技がほんとに素晴らしい。
それに、めちゃくちゃ楽しく演じてるんだろうなというのが伝わってくるコメディ演技にもほんとに楽しませてもらいました。
パクシネ演じるハヌルも、ジョンウを助けて、自分自身も大切にできるようになり、鬱を克服していくのがとても良かったです。
高校生役もできるなんてすごすぎる。
ハヌルの家族もみんな最高だし、ハヌルのスランプをきっかけに、家族が変わっていくのも愛が溢れていて素敵でした。
あとユンバクがめちゃくちゃ良かった！
頭に止まったトンボを捕まえられるシーンとか、いつも面白い！
この人が画面に出てると和むしワクワクしました。
「気象庁の人々」で見た時はカワハギみたいな人だなと思ったものですが、本作でこの方の魅力がよくわかりました。
イソンギョンのカメオもめちゃくちゃ華があって良かったですし、ほんとに楽しく癒されて感動する良い作品でした。
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