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幸せはある
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幸せはあるの作品紹介

幸せはあるのあらすじ

1990年代、人気ロックバンド「シャ乱Q」のボーカルとして一世を風靡(ふうび)し、その後は「モーニング娘。」をはじめとするアーティストプロデューサーとして時代をリードしてきたつんく♂。 仕事最優先の多忙な日々を駆け抜けながら、最愛の妻・加奈子と出会い、3人の子どもを授かるという幸せをつかんだが、運命は一転する。 2014年、45歳の時につんく♂を襲った喉頭がん。そして、生きるための「声帯全摘出」という選択。 それはアーティストだったつんく♂から“声”を奪ったが、それでも手放せなかった大切な宝物こそ、「家族」に他ならなかった。 しかし、つんく♂を待っていたのは術後の闘い。減っていく体重、失われていく気力、逃げたくなる現実…。 そんな時、加奈子の覚悟が、闇の中にいたつんく♂を「新しい目標」に向けて奮い立たせる…! 声帯摘出から12年。今、家族はどのように暮らしているのか・・・今でも、加奈子とつんく♂は、再発や新たな病におびえている。『健康だったら』、は予定を立てる時に必ず前につく言葉。それは、『家族と過ごせる時間がいつ突然終わるかわからない』恐怖と、常に背中合わせだからに他ならない。 目の前の幸せは、当たり前に続くものではない。 目の前の幸せを、今、全力で一生懸命愛そう。

幸せはあるの脚本

岡田惠和

『幸せはある』のエピソード情報

第1話

『今から検査』 『了解。結果出たら教えて』 やりとりされるメッセージの文面。 2026年4月、ハワイ。妻・加奈子(北川景子)はそのメッセージを送ってからというもの、返事が来るのを待って、ずっと落ち着かない。 なぜなら今日は東京で、夫・つんく♂(高橋光臣)が検査を受ける日。淡々といくつもの検査を受けながら、祈るように目を閉じるつんく♂。2人の心にある共通の不安、それは「再発」という恐怖。胸が張り裂けそうになる加奈子に、3人の子供たち(葉山さら、岡崎薫、西光里咲)は励ますように声をかける、「大丈夫だよ、お父さんは」。その笑顔に救われる加奈子。返事を待っている時間が永遠に続くかに思われたその時、スマホにようやく届いたメッセージ――『問題なしやった』。その瞬間、張り詰めていたものが解け全身から力が抜けていく…。そんな身の縮むような時間を、加奈子たち家族は10年以上も繰り返してきた――。 2005年に出会い翌年結婚したつんく♂と加奈子。当時つんく♂は多忙を極め仕事最優先の生活を送っていた。もともと結婚当初から喉に違和感を持っていたつんく♂だったが、その違和感が顕著になったのは結婚から7年後の2013年。この年、つんく♂がボーカルを務めるロックバンド・シャ乱Qは結成25周年。ただでさえプロデュース業で忙しいのに、25周年記念ライブの準備が始まり、疲れはピークに達していた。 声がかすれ、新曲の仮歌もうまく録れない…。一緒に働くエンジニアの田所(田中樹)も「働きすぎじゃないですか?」と心配するが、つんく♂は「ありがたいねん。いっぱい音楽家がおる中で、俺と仕事したいって言ってくれる人がおんのが。だからできることは全部やりたい」と、みんなの期待に応えようとする。 しかし、喉の調子は悪くなる一方。加奈子は「少し休んで、病院でしっかり診てもらうとか…」と、体を優先してほしいとお願いするが、つんく♂は「ファンも待ってるし。歌は俺にとって命やから」と、その強い意志にそれ以上は何も言えなくなる…。そんな加奈子の心配をよそに、25周年ライブ本番でつんく♂の喉は絶好調。ファンの前でカッコよく歌う父を、3人の子どもたち(前田花、永瀬矢紘、野島瑠玖)も誇らしげに見守った…。しかし、加奈子たち家族がつんく♂の歌う姿を見たのは、それが最後になってしまう――。 翌年、残っていた仕事を終わらせてから受けた検査でつんく♂に下された診断は、喉頭がん。そこから、家族の長い闘いの日々が始まった。 放射線と抗がん剤…。一度は終わったと思った治療、しかし一向に良くならない喉の状態…。そして最悪の知らせを、モーニング娘。のライブのために訪れていたニューヨークで受け取ることになる。 がんは消えていなかった。家族は帰国し、そのまま病院に直行した。担当医師の白石(武田真一)は慎重に言葉を選びながら提案する。「がん細胞がどこまで浸潤しているかはわかりません。声帯の全摘出を考えるのが妥当でしょう」。その言葉に加奈子が食い下がる。「先生、半分だけでも残せませんか? 部分切除じゃだめですか?」彼女自身、もうその段階を過ぎてしまっていることには気づいていた。けれど、あらがいたかった。つんく♂は穏やかに、けれど強い覚悟で言葉を発する。「わかりました。声帯を全摘出してください。そして、私は生きます」。そう言うと、加奈子に向かって笑顔でうなずいた。 そして迎えた手術前夜。つんく♂は病室で子どもたちひとりひとりに語りかける。「最後は、ママの番」。加奈子とつんく♂、2人きりの時間で、加奈子はつんく♂との出会いから今日までのことを思い出す――。

『幸せはある』に投稿された感想・評価

sunny
4.3
0
とても良かったです。
近大のスピーチはみんな知っていると思うのですが、経緯を知ってしまうとなかなか大変だったんだなと泣いてしまいました。
奥様も自分を演じるのが北川景子だったからOK出したのかなとか思ってみたりもしました。
高橋光臣は最近変態役ばかりやっていたのですが、演技力は本当に素晴らしいです。高橋光臣ではなくつんくがここにはいました。
唯一気になったのは、途中でマラソンをはさんだり、余韻を残さずモナキの歌に突入する日テレのセンスのなさくらいです。
いつもそんなに好きじゃないですが、ここは徳光が泣いてる姿を映している方がよっぽど良かったと思います。
困難なことを経験したことがある方にはおすすめです。
3.8
0
衝撃的だったつんく♂の声帯摘出。
近畿大学でのスピーチは当時何度もニュースになっていたけれど、本作はそんな「誰もが知るニュース」の裏側を、つんく♂と妻のかなこさん目線から描いたドラマ。

自分や周りで、病気や事故で苦労した経験がある人にはたまらなく響く内容だと思う。

とにかく闘病シーンの描写が細かい。
本来なら幸せを感じるはずの「食べる」という行為が苦痛になり、命の危険さえある恐怖。いつまで闘えばいいかわからない先の見えない絶望感が、高橋光臣と北川景子の熱演から痛いほど伝わってきた。

世の中の幸せは「お金」だと思う人が大半かもしれない。
でも結局のところ、「健康」と「周りの支え」こそが一番の幸せなんだと、強く気付かされた作品だった。
-
0
つんく♂さんが喉頭がんを患って声帯を全摘出した話。

本人の覚悟もだし奥さん目線も新鮮で良かった。
回避するチャンスって意外にたくさんあるのかも。それにちゃんと気づいて向き合うか後回しにするかで人生って180度変わっちゃう。私も気をつけないと。

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