いよら

グッド・ドクターのいよらのレビュー・感想・評価

グッド・ドクター(2013年製作のドラマ)
4.0
過去視聴。日本でリメイクもされているドラマですね。

サヴァン症候群でありながらも抜群の記憶力と空間認知力で小児外科医となったシオンが主人公の物語です。そして、彼を取り巻く人々と、病院経営にまつわる話。小児外科っていうのは採算がとれない診療科なので、それゆえの病院側との対立も描かれます。

はじめは、シオンと関わることで周りの人達が変わっていくストーリーだと思っていたんですが、それだけじゃなくて、周りの影響も受けてシオンが変わり、そのシオンに周りの人たちも癒されたり、医師としての理想を取り戻していくっていう話でしたね。確かに、シオンがはじめのままだったらオペもできないし、周りの人とコミュニケーションも取れない、本当にただの治療ロボットになっていたと思います。
シオンは変わっていくけど、人として大事な部分っていうのは残っていて、純粋さであったり、人を助けたい役に立ちたいっていう気持ちであったり、そういうものが、ユンソやドハン、さらにはイルギュ、コ科長が少しずつ変わっていくことになるんだろうな。あ、副院長もですね。

それぞれのエピソードも切ないところ、笑えるところと色々あってそれも良かったです。子どもの脳死問題とかね。。


チュウォンがシオンのキャラにとてもハマっていて良かったです。チュウォンの役の中で一番好きな役ですね。ムン・チェウォンが演じるユンソとのラブラインもありますが、個人的にこれはどっちでも良かったです。(日本版はこのラブライン全面カットだったので、それも潔かった)
一番カッコよかったのは、チュ・サンウクが演じているドハンかなぁ。シオンに厳しくあたりながらも、それもちゃんと理由があるっていうのがね。清廉な人でしたし。みんなが憧れるっていうのもわかります。オペシーンもカッコいいし、この人のラブラインは好きでした。
コ科長が最後すごくいいキャラで好きです。
他に、レジデント2年目で嫌味キャラのインギュにユン・バクとか、レジデント4年目のジヌクにキム・ヨングァンとか、看護師長にチン・ギョンさんとか、脇役も豪華でした。ラブラインで一番好きなのは、キムヨングァンだったりします。


グッドドクターとは、、「自分がいい医者なのかと問い続ける人」
なるほど!!
いよら

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