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|---|---|---|---|---|---|
| 1,320円(税込) | なし | 70,000作品以上 | 可能 | 1端末 | 100pt 付与 |
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| 月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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| 【宅配レンタル】旧作:399円~、新作:630円~ | なし | - | 不可能 | 1 | - |
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北海道室蘭市。住宅街の一角。家から男が飛び出す。通りかかった車が男を跳ね飛ばす。車はスピードを緩めることなく走り去る。男は動かない――。ぴくりとも動かない――。 ドラマやバラエティーと違い、同じ被写体、同じ内容、言わばまったく同じ素材をもとに各テレビ局が視聴率とジャーナリズムをめぐってしのぎを削るテレビ報道の世界。報道マンたちは図らずも、演出とスピードを求めていく。マスメディアにおける正義であるべき報道。しかしそこに働く者たちはみな人間である。神ではない。誰もが間違いを犯し、ときにそれを責め、ときにそれを赦す。そんな正義と欲望の矛盾が渦巻く報道センターに訪れた奇妙な週末の夜から物語は始まる。 一週間の仕事を終え、24時間営業の報道センターがホッと一息つく週末の夜。東都テレビ報道センターに何とも言えないどんよりとした空気が漂っていた。原因はその日の朝にさかのぼる。次期首相候補と目されている防衛大臣が、総裁選への出馬を突然、表明した。各局の画面に踊る速報。どの局も我先にと、政局の今後を担うニュースを速報として放送した。しかし東都テレビだけは違った。いや、乗り遅れた、と言うべきだろうか。政治部の記者が情報を取り損ね、東都テレビだけが速報を打てなかったのだ。こんなミスを報道の世界では“トクオチ”と呼ぶ。痛恨の失態である。 報道センターでかつて数々のスクープを飛ばし、今は不動の編集長である潮崎(小林薫)は、部下の失敗の尻拭いのため、すべての放送を終えた深夜、編成部に向かう。 編集長を見送った副編集長、すなわち報道センターの若きナンバー2の仲村(ARATA)は、トクオチの原因である政治部の記者・江川(やべけんじ)をデスクに呼びつける。仲村は焦っていた。越えなければいけない巨大な壁である編集長・潮崎。かつて潮崎が副編集長として現場の陣頭指揮を執っていた時代は、信じられないような政治スクープを連発し、視聴率も数年にわたりトップを維持していた。“政治の東都”と呼ばれるほどだった。“仲村が副編集長になってから、報道はパッとしない”そう思われることが不愉快でならなかった。仲村はその焦りを江川にぶつける。いっぽうで仲村より4つ年上でありながらナンバー3に甘んじているディレクター・向井(豊原功補)はそんな仲村を“あんたは自分のやりたいようにやればいい”と励ます。しかし、その二人の間にはどこかすっきりとしない溝が感じられる。それは年齢とキャリアのもつれのせいだろうか。 そんな居心地の悪い空気の漂い始めた報道センターに二人の部外者が訪れる。バラエティーで引っ張りだこのアイドルアナウンサーのレイコ(酒井若菜)と、パソコンのメンテナンスにやってきたシステムエンジニアの古賀(深沢敦)である。会社のほとんどの人間は知らないが、レイコは入社以来、一貫して報道を志望してきた。しかし、実際はバラエティーで愛嬌を振りまくアイドルアナである。本当は皆、心の中では自分のことをバカにしているのではないか、とニュースを担当していない自分にコンプレックスを抱えていた。一方、必要以上に丁寧な口調と仕事ぶり、そしてなぜこんな深夜にと言いたくなるような時間にパソコンの修理をしにきた謎の男・古賀に、スタッフはみな違和感を覚えていた。 そして、いつもと変わらぬ元気と軽快さで報道フロアを行き来するAD・亮平(成宮寛貴)。この報道センターでバイトを始めて1年になるが、今やムードメーカーである。トクオチに沈む報道センターの空気を少しでも変えようとしているのか、いつも以上に明るく…


