April01

ウォーキング・デッド シーズン10のApril01のレビュー・感想・評価

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記録
ずっと気になっている脇役3人の女性
ローラ
ビアトリス
ダイアン

ローラはサンクチュアリーの時代からユージーンの世話係として少し和みのキャラでもあり、その後アレクサンドリアで委員会のメンバーとして要職なのも何気に継続感。信頼を得てグループに馴染んでいることに安心感と親近感を覚えていた。
そして本シーズンの最後の方で、ローラとニーガンの最初の関わりが描かれることにより、彼女の劇的な変遷が理解でき、ガンマを助けるために行動するという自己犠牲、忠誠心のある芯の通ったキャラだったことに改めて気づく。

ビアトリスはオーシャンサイドの人物として出番は少ないけれど、男前な言動が常に存在感を放っていたものの、忘れかけていただけに、一貫して彼女らしさを見せてくれたことに感動する。キャロル!器材を持って行って!とあの場面で叫べるのか、と思ったし、その後のグロがツラい。やっぱり男前な人だった。

ダイアンはキングダムのメンバーでごつい体で、特にどうというわけではないけれど、いるだけで、まだイルね、という親近感の湧くキャラクター。

ちなみにガンマってマスクしたり外しても顔汚くて気づかなかったけど「アメリカン・ビューティ」の美少女じゃないですか!
アルファを演じたサマンサ・モートンも後で調べたら知ってたけど見てる時は気づかなかった!

ダンテは元々不審な感じあったので納得。親しくないのに、馴れ馴れしい&ジョーク多い。リアルな人間関係でもこの2点は気をつけた方がいい。
セディクがboundary必要と言ったけど、それですら丁寧すぎる。イーニッドを思い出すからダンテが苦手と言ってたけど、潜在意識で本能的にわかっていたんだと思う。自己防衛本能というやつ。

そろそろダリル役について調べてもいいよねと思って解禁したんだけど、この役は原作にはないらしい。でも正直言って、ダリルがいなければ、このドラマここまでのめりこんだかどうか不明。それくらいこのキャラ好きなので!

キャロルがdon't hate meと背後から言って、ダリルが振り向いてi'm never gonna hate youって言うところ、痺れる!

この2人は友達以上恋人未満というやつだけど、この関係は言葉としてはあるけれど、リアルではなかなか難しい。この世界だからこそ成立する関係なのかもしれない。

ニーガンがウィスパーズに加わった時から、彼がマスクかぶってウォーカーウォークするとこ見たいという不謹慎な欲求を持ち続けてて、意外にもさまになってたので、笑うかと思ったらそうでもなかった。

エピ16で使われるハーメルンの笛吹き男的に使われる曲は絶対80年代の曲だけどなんだっけと思ったところ、Burning Down the House by Talking Headsとわかりスッキリ。

ふてぶてしい小娘という印象が抜けなかったリディア、ようやく気持ちが融和に至る。ビアトリスの強さを無駄にしなかったことと、何もできなかったキャロルを助けたこと、さらにはその後もっと決定的にキャロルを助けたこと。ついでにダリルも助けた。これが大きい。

このシーズンは内容濃かったな~。ついに追いついたか!と感無量。
ファイナル・シーズンに突入準備完了!

で改めて思ったんだけど、エピを1話ごとに観るより、一気見の方がストレスフリーで自分には合ってる。例えばダリルがアルファに追い詰められて窮地に陥る場面とか、いったん休憩して気持ちを落ち着けてから続きを見たりしたんだけど、もしああいう場面で続きは翌週!とかなったら、ものすごいストレスになってると思う。
で多分ああいうエピの後は、あーだこーだとファンがネットで言い合ったりするわけで。
そういうハラハラさせるような視聴者の心理を惑わせる思わせぶりな描写、一気見ゆえに気づくことが多い。
ゆえに瞬間的なストレスなら我慢できるし、自分のペースで休憩して数分後に続きを見ることが出来る一気見が良い、という結論に達する。
April01

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