このレビューはネタバレを含みます
シーズン２の前半のボスコを巡る事件で一度ピークを迎え、徐々にテンションが停滞していたことからシーズン３の途中で視聴をやめて約半年…御飯時のお供に見るものがなくなり、久しぶりに視聴を再開した。
久しぶりに見ると、やはりシャーロック・ホームズの短編を思わせる作品だと思った。ジェーンとリズボンがホームズ&ワトソンであることは言うまでもないが、毎回、殺しのパターンに工夫があり、時には超常現象的な事件にも巻き込まれる。そしてしっかりツイストのある展開が用意されている点など、まさにホームズの短編のようだ。一気に見るのでなく、１話ずつ、ちびちび見ていくと、飽きずに見ていけるかもしれない。
ただ、最終話の『ストロベリークリーム』は高品質であるはずの通常回がカスに思えてしまうほど素晴らしかった。ジェーンが宿敵レッド・ジョンに徐々に迫っていくストーリー的に見応えのあるエピソードだが、レッド・ジョンに至るまでの過程にいくつもの事件と見せ場が用意されており、素晴らしいサスペンス回だった。
このままラストシーズンまでゆっくりと見ていきたい。
