このレビューはネタバレを含みます
リズボンのチームが復活するまでを描いたEP1,2がとにかく楽しい。また、シーズン全体を通してリグズビー、チョウ、バンペルトらのキャラクターのためにそれぞれドラマを用意し、彼らをより深みのあるキャラクターに成長させることに成功している。
シーズンで一番面白かったのがEP7「点滅するレッドランプ」。シリアルキラーであるサンホアキン・キラーとジェーンの頭脳戦は緊張感があってとても魅力的であるだけでなく、メインストーリーの悪役であるレッドジョンとも上手くリンクさせている…お馴染みのスマイルマークが登場するラストシーンは鳥肌が立った。
ジェーンがライエンバッハの滝に落ちた後のホームズのような行動をとる最終話も素晴らしかった。核心に近づいたと思いきや、すんでのところで逃げられる…というもはやシーズン終わりの定番イベントとなっているレッドジョン回だが、CBIチームの結束が感じられる展開はなかなかの興奮ものだった。
シーズンの初めに登場したウェインライトは結局さしたる出番もなく死亡…キャラクターも役者も気の毒で仕方ない。