走るステラン
歌うステラン
踊るステラン（笑っちゃダメなとこで思わず吹いた）
かなり病んでるステラン
こんなに長い時間ステランを観たのは初めてです。
しかしこれはドラマじゃなくて90分映画でもいいんじゃないかと、、、

• #がい2020
• #がいネト
• #がいGOT

なかなか面白かったです
生きてる人、亡くなっている人、幻覚を見てるとか精神科の領域ととるより、自己対話…相手ならこう話したんだろうな
、こうやって過ごしてきたんだなと日常が亡くなっている人を思わせてくれて良いなと思いました

刑事ものでありながら深い人間ドラマでもある。相棒のスティービーを亡くした初老の刑事リバーは彼女の死の真相を探る。リバーは死者と会話が出来る特殊能力を持つが、これが捜査に役立つかと言うと、死者達は気紛れに現れては取りとめもない話をする為、余り役には立たない(笑)。リバーの特殊能力は子供時代からのもので、身内にさえも疎まれ孤独な人生を歩んで来た。それゆえ良好な人間関係を築く事が苦手だ。時折現れるスティービーが、そんな彼に生き方の指南をするのが可笑しい「生き辛さを抱えているのなら、ただ演じるだけでいいのよ」と。一方で、リバーの心の闇の象徴と主張するシリアルキラーの医師クリームの霊が現れてはリバーを苦しめる。

リバーに漂う孤独感のせいか、ひたすら暗いドラマ。前述のクリームの存在が鬱々とした雰囲気に拍車をかける。だから尚更、ニコラ・ウォーカー演じるスティービーの輝くような笑顔に救われる。

ラスト、スティービーの無念を晴らしたリバーが彼女と踊るダンス I love to love には泣けた。周囲からはリバーが独りで踊っているかの様で滑稽に映るが、それがより一層の哀しみを与えている。