そうそう、このドラマは私に大切なことを思い出させてくれた、
私は、織田裕二が嫌いじゃない
嫌いになれない、多分ずっと。
月9の新しい挑戦というのが、どういう狙いなのかはイマイチ分かっていないけれど、この時間帯にテレビを見る人は、スッキリとした後味の正義は勝つというよりも、勝った方が勝者だと言い切れるほどのしたたかさと世渡りのスキルがある人物に賞賛を送りたい気分でいるのかもしれない。
コツコツした努力は報われるとか、誠実さが大切とか、そんな風に生きてても誰かが幸せを約束してくれるわけじゃない。アメリカ的な競争とユーモアをうまく取り入れて、洗練された衣装とお洒落なオフィスがちょっと赤面してしまうキザなセリフをもきちんと成立させている。もちろんゲストも豪華で配役もお見事。バランスが良い。
法律も文化も全く違うから、リメイクはそう簡単には進まないとは思うけれど、次回作期待しています。本家と同じくらい続いて欲しい。