TLs

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1のTLsのレビュー・感想・評価

4.8
対テロ戦をエンタメ・リアリティの両方の視点から描いた傑作ドラマ。正直見る前は劣化24、ホームランドと思っていたが、予想外の面白さに2日で見終わってしまった。
 内容はイスラム過激派テロリストとCIAという散々見てきた内容だったが、情報戦やテクノロジーを綿密に描くことによって内容に説得力を持たせているので目が肥えている人も見れる内容になっている。さらに、テロリスト側の人物像をよりリアルに(家庭人、EU諸国で差別を受けた過去)を描いているのでこれまでのCODのような善悪で割り切れる物語ではないのもよい。主人公ジャックライアンをはじめ様々な立場の人間が己の信じる正しい事を実行に移しているのが見ていて気持ちがよかった。
 描写は所々映画『ゼロ・ダーク・サーティ』、『ボーダーライン2デイズオブソルダード』、『ドローン・オブ・ウォー』を思わせるものがあったが、それほどリアルに描写しているという裏づけでもあると思う。
 全8話一話50分前後なので比較的ドラマを見ていない人でも見やすい。毎話、なんらかのアクションシーンがあるのでアクション映画好きも楽しめるようになっている。このクオリティの作品を気軽に見ることができるのはすごい。