原作既読。
感情むき出しで八つ当たりまがいのことまで言っちゃう、金田一。これは大丈夫なのだろうか…とちょっと心配になったくらい。かなりクセツヨ。
同じ原作でも、どこに重きを置くかで、だいぶ雰囲気…
多くの映像化が市川崑・石坂浩二の作り上げた金田一耕助像に囚われてしまう中、戦争のPTSDに苦しむという新たな金田一像を描き出したハセヒロ版『獄門島』。戦争の後遺症を抱えた帰還兵と排他的な土地という舞…
>>続きを読むキャスティング悪くないはずなのに、
なんとも金田一の余裕のようなものを感じない。
池井戸潤の作品のような金田一に見える。
しかーし!
金田一にマリリン・マンソン使うなんて!
なんとも絶妙なことし…
台風の影響によりBSの映像が時折乱れた。
金田一役を長谷川博己さんが。
私宅監置の描写があり(昭和25年に法律で禁止になった)かつてはこういう事が自宅で行われていたと知る事ができる。
金田一の…
ラストの謎解きの和尚との一騎討ち?は、シアトリカルな構図に庭の緑と毛氈の赤の対比を柱の黒が引き締めて、とても美しい…(ウットリ)ハセヒロと奥田瑛二の演技も流石過ぎる。因習とか戦争の愚かさとかに振り回…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2020年に鑑賞。
おなじみの"不潔だけど爽やかなヘンテコ青年金田一"ではなく、戦争によるトラウマでちょっと心が壊れた金田一が描かれる。犯人や被害者に同情もせず説教もせず、ただ壊れている世の中を見て…