高い城の男 シーズン4のドラマ情報・感想・評価・動画配信

高い城の男 シーズン42019年製作のドラマ)

The Man in the High Castle season4

公開日:2019年11月15日

製作国:

3.7

「高い城の男 シーズン4」に投稿された感想・評価

Chisato

Chisatoの感想・評価

4.3
0
どのキャラクターにも感情移入しまくりで大忙しでした〜!!4シーズン一気に見たけど、いい作品だった。実際に第二次世界大戦で日本が勝ってたらこうなっていたんだろうか。歴史について深く考えさせられた。
Pam

Pamの感想・評価

4.6
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このレビューはネタバレを含みます

素晴らしいドラマシリーズです。

まずドラマとして、

ルフスの演技の巧さはもう言うことないけど、スミス夫人の人の良さが出る演技がとても良かった。彼女なりの苦悩、アメリカ女の良心がすごくうまい。ファッションも良い。シーズン4はどちらかというとジョン・スミスの昇進と、夫人の葛藤。あとジュリアナの赤軍化がメイン?おいおい。ジュリアナは苦悩に満ちた合気道キャラのはずが、もうピストルとかタイプライターで人殺しだすし。ジュリアナの凶暴化がなかなかいいです。仲間がカプセルを飲んで自害というのはニュンベルグ裁判前のナチ、北朝鮮のスパイも良くしていた?やりかたで、ショッキング。レジスタンスがここまでするか!ともビビったけどね。。あの、NYのクリスマス前のデパートの雰囲気って「キャロル」ぽくてよかったわね。
しかしあんなおっさんの集団のトレーター(仕出し料理グループ)怪しすぎ。コックさんに絶対見えませんから。。



登場人物たちみんなの落とし前の付け方もよかった。スミス夫妻はまぁよしとして、スミス家の女の子たち、木戸さん、木戸息子、日本人の靴を舐めたがるチルダンも良い終わり方でよかった。

ただ、このオリジナルの終わり方としてパラレルワールドがなくなり、アメリカが勝ったシナリオで世界が続いていくという設定ではあるが、ちょっと待った、現実は分断されているだよという視聴者の不安は残るけどね。

またこのシリーズではいろいろな勉強ができます。

絶対見直したい、映画ニュンベルグ裁判、禁書として田上が読んでた宗教的経験の諸相、また八卦のことも知りたくなりましたね。

あと、1962年当時の剣菱も飲んでみたいわー。エドくんのひょーひょーキャラも最高。

帝国が崩壊しだしたらスピードは早い。これらのシーンにトランプ帝国崩壊を見てしまいました。

分断、BLM、民族の浄化など震え上がるほどの現実感。日本人ぜひとも見ましょう。

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ通してなんか単調だったり、世界観設定で引き伸ばしているだけな印象だったけど、
最終シーズン後半でやっと各キャラの信念と絡めた本筋が描かれた気がする。

その点はシーズン1から付き合ってきた視聴者へのご褒美だったなぁ…と。

制作陣は今シーズンでの終了について、満足な結末と言うけれど、正直最終盤の風呂敷畳はかなり急ぎ目だった。
ただ、ズルズルと長引くよりかは英断だったとも思う。


【登場人物について】

シーズン4で各登場人物たちの行き着く先が描かれたと言う点では、ラストに相応しいのではないか。

原作にも登場する古物商のチルダンは、原作だと狡猾で嫉妬深く、日本人の相手をしつつも内心はジャップを見返してやりたい…というような人物なのだけれども、原作だと最終的にアメリカ人の誇りを取り戻すような描写がなされていたのに対して、
ドラマ版では4シーズンを通して生き残ることに必死なお人好しなキャラクターとして描かれていた。
最終話での扱いは正直脚本の都合をモロに受けているとは思うが、
末に彼は日本人の妻を娶り、彼女を追いかけて日本に旅立つという結末は原作と真逆をいくが、シリーズを通して彼が辿り着く選択としてはベストだと思うし、傷付いた者同士幸せになってほしい…
おそらく今シリーズで最後にご褒美をもらえた唯一のキャラでしょう。

木戸警部は1stシーズンでは、狡猾な秘密警察イメージまんまでとても感情移入はし難いキャラだったはずが、シーズン2のラストで戦争回避に奔走するあたりから、田上に影響を受けるキャラクターとして、日本側で最も印象に残るドラマオリジナルキャラになった。
(田上さんは1stから平和主義者として描かれるので嫌いになりようがそもそもない)

最終話でヤクザになってしまったので、引き続き悪行に手を染めることにはなるだろ…とは思うが、償いのためアメリカに残るという選択を取らせたのは、キャラの到達点としては、これもベストだと思う。

(ただ、ヤクザになるのにいきなり小指はつめるんですか?)


主人公ジュリアナが大分空気が薄い。
これは、シリーズを通して世界を見届ける存在という立ち位置になってしまったことで、基本的に彼女の役割が各キャラにアクションを促す脚本上の機能として落ち着いてしまったからと言える。
なので、彼女が印象に残るシーンが殆どない。

対して強烈に印象に残るのがジョン・スミス夫妻。
今シーズンに関しては、この人たちを中心に物語が回っている。

思えばジョン・スミスは、SSのボスにも関わらずこれまで悪行に手を染める場面はいくつもあるものの、歴史的なジェノサイドに加担している姿が明確に描かれていなかったように思える。

彼に関わる大量虐殺が起こり得る事件がシーズンを通していくつもあるが、
ジュリアナや田上、木戸らの働きかけで日独の開戦を阻止するために動いたり、
またはヒムラーの暗殺とゴーツマンSS大将のクーデターに加担したりなどはするものの、
基本的に彼起点というよりは、周囲に巻き込まれ型の人物なのである。

劇中、明確にホロコーストに加担するのは、アメリカがナチ化した第1日目に、彼のユダヤ人の戦友が収容所
に移送されるトラックを"何もせずに"見送ったシーンぐらいである。
(しかも彼の個人的なトラウマとして描かれるので、人間臭さが半端ない)

ジョン・スミスという人間は、大義やイデオロギーで動いているわけではなく、
物凄く酷い事象に対して、積極的に動いてはいるものの、あくまでもシステムの機能として職務を遂行しているだけ、
という体裁で力を奮うのがスミスという男なのだ。
これは、別世界で息子に対して、大義なんてクソ食らえだ、と言っちゃうあたり、
世渡り上手なので家族想いの凡庸な男が彼の本質なのだと。

そんなスミスは最終話で、西海岸への侵攻と異人種の絶滅作戦に決定を下す立場になってしまう。
ここにきて彼が、最悪の決断を能動的に決定しないといけない状況に追い込まれてしまったのだ。
これはシリーズを通して、ナチスを支えたシステムと権力に加担した人間の行き着く先として妥当な結末である。

少なくともこのシリーズは、スミスなくしてはここまで続かなかったと思う。



本シリーズは、ステレオタイプの悪や善とされる者でも結局は人間の所業の先であるというメッセージが最終的に行き着いた本筋であると思う。

例えば日本側のタカ派の軍人として登場してきた矢守将軍の陰謀の動機は、亡くなった息子たちである。

悪にも善にも、その人物が行き着いた結論までの過程を、チラ見せでも垣間見せてくるのは、製作側のせめてもの誠意を感じる。

【日本陣営のカタコト】

本シリーズのチャーミングポイントの一つ、尽く日本人が片言の日本語話者なのだけれども…
何とか日本語を喋ろうという気概は感じるものの、シリーズを通してネイティブに聞こえやすい日本語を操るのは、平和主義者の皇太子妃と、海軍の猪口提督ぐらいだったのどけれども、
ここにきて最も違和感ない日本語を話すキャラ、昭和天皇爆誕。

昭和天皇の演説の所だけ、再現度が最も高いのでここがオススメ。


【歴史改変モノのツボ ポイント】

年老いたヒムラーの再現度はやはり高い。

出番は少ないものの、アイヒマンの冷血漢ぽさもナチ度高い。

ナチお決まりの円卓で、作戦会議シーンで、アメリカ西海岸侵攻作戦の第二段階で日本語字幕では表示されていなかったものの、セリフで"イタリア空挺部隊"のワードが聞こえた。
ドイツ軍と一体運用されるイタリア軍、推せる。

シーズン2の大和級などの描写は少ないものの、帝国海軍が今シーズンもチラ見せあり。

何より終盤で、ゴーツマンとスミスによるクーデターとアメリカ自治領の誕生は、最大級にブチ上がるシーンである。


BCR(黒人共産反乱軍)、黒人による決起という大義を描くものの、彼ら共産主義者なんだよな… 劇中後に私有財産没収とかして統治できるのかカリフォルニア…。

あと共産中国が、満州と朝鮮に侵攻したり、BCRに援助してたり、中々に興味深い立ち位置。
(ソ連が消えちゃってる世界線だし)



シリーズ全体的には、やっぱりシーズン3が特に単調で観続けるのを挫折しかねないけれども、観続けた甲斐はあったと思える最終シーズンだった。

Amazonさん、次はソ連とアメリカに東西に分断された日本舞台の歴史改変モノが観たいです
世界鬼

世界鬼の感想・評価

1.2
0
変更点は多々あるけど、原作同様心動かされるものがほぼなかった。
ずっと閉塞感があって解放される事もない感じを見てると、世界平和が広く長く続いて欲しいと思ったくらい。あと建物や街並みが素敵。
エイヒレ

エイヒレの感想・評価

3.0
0
長い時間をかけてやっと見終わった。パラレルワールド難しすぎて途中混乱したけど、面白かった。最後収めるためにギュッとした感あったけどその部分のハラハラがやばい
wtnbmgh

wtnbmghの感想・評価

-
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とりあえず…
タゴミさあーーーーん!!!
エドおおおーーーー!!!!!!
…なシーズン4冒頭を経てのラスト、そうきますか…、という感じでよかった。それぞれのキャラクターが戦争責任とは、の落とし前をつけていたように思う。
あとレジスタンスも反乱軍も安易に「国のために」と口走らないところもよかった。アメリカ国旗を一度出して「私たちの戦いはこれじゃない」と退けることが、この作品の伝えたいテーマのひとつだったかなと思う。
ジョン・スミスに最後ジュリアナと言葉を交わして和解して平和に貢献して欲しかったとか、空爆を止めて欲しかったと思うけど、彼は結局「ただの男」。家族のためには尽くしたけど平和のために正義を貫くことが出来なかった、わからなくなってしまうところまで来てしまったんだな、と思った。別世界のジョン・スミスは黒人やジュリアナのために行動することができたけど権力を手にしすぎたジョン・スミスはそうじゃなくなった。「ほんとうは家族想いのいいやつ」、ジョン・スミスというどこにでもある平凡な名前の男の末路としてよく出来ているなと唸った。
シリーズ通して最も不遇な男、チルダンさん笑。そのうち日本に渡ってユキコと幸せになってほしい。木戸は極道の世界でも上手くやっていくだろうなとか、スミス家の娘たちはどう成長していくかなとかこの後のそれぞれの人生に想いを馳せるのも楽しい。
風呂敷広げすぎて畳み切れてない感は否めないけど楽しめた。
原作を読んでなく、
ラストはどうなのか知りませんが
ジュリアナや田上の話しから
スミスと木戸の話しになってしまった
印象です。

ジュリアナとワイアットの関係、
ジュリアナとヘレンの関係、
スミスの娘たちの意識、
別世界のスミス家の事など
色々見どころはありましたが
宙ぶらりんな感じがしました。


シーズン前半は面白かったけど
後半にかけて失速してしまったかも。
うめ

うめの感想・評価

2.5
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このドラマに限ったことではないけれど、
シーズンを追うごとに、シナリオの展開が、あーあぁ、、となることが多い。

個人的に、この作品もその例から漏れることなく、同じ道を辿ってしまっていた。

・ジュリアナがシーズン進む度に影が薄くなる
・エドとフランク、ジョー、結局、彼らの存在って、、
・BCRも出てきたは良いけど微妙な立ち位置
 (無理に黒人をカッコ良くするの逆差別では?)
・ラスト、、それでいいの?解決してなくない?

と、まぁ何か、うん、、て感じかな。
でも、ジョンとトーマスの再会は泣けた。
木戸の結末も意外で自分は好きだった。
てか、途中から2人が主人公と化していたような 笑

よし、切り替えて、次は13の理由シーズン4を観るか!
いやぁこっちも不安なんだよなー、、
もえぴ

もえぴの感想・評価

5.0
0
めちゃめちゃ面白い。すごい勢いで見てしまった。ただ、最後は微妙だった
こう、いろいろと考えさせられる作品は誰かと語りたくなる。変な日本語には目をつぶるしかないけど
alek

alekの感想・評価

3.7
0
最終シーズンは全体的に雑で残念だった。終わってみれば、主人公はスミスと木戸だったな。悪役のはずなんだけど・・・。
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