ウルトラQの2の情報・感想・評価

キングコングは円谷御大の好きな作品。影響大かな。ニホンザルが旧日本軍の作ったアオバクルミで巨大化。孤独な聾唖の青年との友情が見える。ただ…今見ると放送禁止用語の雨あられ…。冒頭のロープウェイのケーブルに捕まるゴローのアイデア、森から現れるゴローの怖さと特撮の巧みさが見れる。

造形はキングコングというより北京原人の逆襲に近いかも☺️

あまり期待してなかったけど、予想より面白かった。静岡県でロープウェイを巨大な猿が襲う事件が起きる。 その正体は、言葉を話すのが不自由な19歳の青年五郎が育てた普通の猿が、日本軍が戦時中に開発したアオバクルミを大量に食べたことにより巨大化したものだった。 最終的に巨大な猿を殺さずに南洋のジャングルに移送するのは、粋な計らいだが、猿と引き離される五郎は気の毒。

怪獣もいいけど既存の動物がそのままデカくなるのも好き

★★★ ゴローは牛乳が好物のクセにほとんどこぼしている。睡眠薬入りの牛乳を飲んで眠りこけるゴローを見て五郎は何を思ったのだろう。

円谷英二が『キングコング』に影響を受けてるのは聞いたことがあったから、これもそういうエピソードなのかな、と思って観てた。 五郎もゴローも、周りから変な距離で接せられる異質な存在同士って感じだったな。移住計画、五郎に伝わってなさそうだし多分伝えようとしても難しそうなのがもどかしい。 二瓶正也が出てて｢おっ！｣ってなった。科特隊のメンバーちょい超出てくるんかしら。