浮世の画家のドラマ情報・感想・評価

「浮世の画家」に投稿された感想・評価

なすび

なすびの感想・評価

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カズオイシグロの原作を読み終わったので見てみた。NHK制作のドラマらしい。

渡辺謙がハマり役だった。渡辺謙は外国人が監督する日本人役が多い気がするからその影響で?ちょっと信頼できないところが原作の語りとマッチしてちょうどよかった。

『浮世の画家』読み終わった後いろんな疑問が溢れ出てきたので喉から手が出るほど読んだ人と話し合いたいところです…!
daruma

darumaの感想・評価

4.0
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よかった…!さすがカズオ・イシグロ、さすがNHK。あの静謐さの中にある真を見事に表していました。渡辺謙さんはそれほど好きって訳じゃないのですが、物凄くベストキャスティング。

1時間くらい経過したあたりで、おおっ!凄いギミックと思ったのだけれど(自分が思っているようには他人からは見えていない)、そこから30分がさらに凄かった…
最初は戦争というどうしようもない事に巻き込まれていく様なのかと思ったら、そうではなかった。

信じた事が正当では無かったとき、自分自身が全否定される感じ、物凄く分かる気がした。途中までは先日観た映画「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」の女性記者を思い出していたのだけれど(そういえばマルクス繋がり)、もっと奥が深かった。でも突き詰めると同じかもしれない。歴史とはそういうものなのか。

ラストの生命の誕生が救われる描写だなと思った。輪廻というか…
原作と同じかわからないけれど、カズオ・イシグロは晩年の描き方がとても良いイメージがあるので、うまく受けている(引き継いだ脚本なのだ)と思う。
藤本有紀さん、朝ドラ100でちりとてちん(未見)が絶賛されていて初めて認識しましたが、次回の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」がとても楽しみです。

キャストも凄かった…奥田瑛二さんや萩原聖人さんが出てきた時はテンション上がりました!(さすが渡辺謙さん主演)
渡辺謙さんの青年期を中村蒼さん(ここか!エールは^^)、奥田瑛二さんの青年期を大東駿介さん(実は最後まで同一人物とは気づかず…また思わず巻き戻してしまった、めっちゃ説明されてたのだけど理解できてなかった)というのもツボを押さえてました。
前野朋哉さんも佐藤隆太さんも適任すぎる役(イメージ通り)
渡辺大知くんがおおっ!(ぱっと見わからず、喋って気づいた)って感じで、ガヤ系が合ってるのか?と思ったけど(いや合ってたけど!)、演出がまれの方だったんですね…!
あと、寺田心くん上手すぎでした。

これも録画消化シリーズだけど、ほんと残しておいてよかった。
(録画したのはカズオ・イシグロがきっかけです)

個人的にカズオ・イシグロはわたしを離さないでが出たばかりの頃にハマり、その後いつか読もう読もうと思っていたけれどずっと間が空いていて、わりと近年、日の名残りを読みました。そして本作を最後まで観て、そういえば!これも原作読みかけた事があった…と気づいた(図書館で借りて読み切れず返却していた)。確かほんと冒頭、孫と映画を観に行くあたりで挫折していたのですが、映像で最後まで知れてよかった。
カズオ・イシグロは読破したい作家のひとりです。
そのじつ

そのじつの感想・評価

3.5
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良かったなぁ。
やっぱ渡辺謙て絵になる役者よな。
戦前、戦後の時代や運命に翻弄される日本画家(渡辺謙)と、その家族(広末涼子、寺田心ら)の様子を見つめることになるのだが、「わたしは正しい」と胸を張れない画家の心境が終始重苦しくのしかかってくる。

それが何故なのかを紐解いてゆくドラマなのだが「ではどうすれば正しかったのか」という答えを出すための物語ではない。

世間にどう評価されようが、自分の理想といかに遠かろうが、自分のウツワで生き、それで世に問うていくのが人生というものだろう。

理想を持つなというのではない。己と向き合うしかないということだ。そうすれば理想的な収穫がなくても、手にした果実の真価がわかるのだろう。
みゆきち

みゆきちの感想・評価

3.3
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主人公があえてなにかを隠した状態で話が進んでいき、最後らへんで全部回収してたが、全体的に難解だったなあ。
謎解きとかではないけど、心の動きや信念なんかがわかりづらかった。話としてはわかったけど、時代背景とかわからないとなんか難しく感じる。
深い・・・カズオイシグロらしい。

画家、小野益次(渡辺謙)の何か不都合を隠しながら物語が進む。

師匠や弟子との関係は、自分が求める物のために次第にズレが生じる。

戦中戦後自分に偽りなく生きた筈なのに。
過去を振り返りつつ後世に生きる若者にエールを送る。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.5
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豪華絢爛なキャスト。

白いスリーピースにハットという衣装が最高。
sunday

sundayの感想・評価

4.0
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原作の情景、空気がうまく再現されていたと思う。
最後に老いた松田が「おれたちはあの時は精いっぱいやった。間違ってはいない。今じゃただの老いぼれとしか思われないよ」というような事を言ったが、これは画家だから許されるので、じゃあナチの党員だったらどうなのか、とちらと思った。小説を読んだ時はそこまで思い回らなかったが、声と姿のある映像ならではの印象だ。

次女の見合い相手の男性がとても素敵だった。調べると石黒英雄という人。なんと「大富豪同心」にも出ていた。大富豪~ではまあ美男子とは思ったが今回ほどいいとは思わなかった。その人をかっこいい、と思うのは役なのかな。広末涼子が不思議な長女役を好演。子供役の寺田心くんは恐るべき子役だなあ。


2020.2.11NHK地上(再放送・初回2019.3.30)
ちどりん

ちどりんの感想・評価

3.1
4
いったいこの物語は何を表しているのかそれは見ているうちにわかってくる。
老人画家の心の中の葛藤が描かれている。
実は暗い内容だが映像はその逆でとても綺麗である。
tomomo

tomomoの感想・評価

4.0
2
『舞台は終戦後の日本。焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街の中、一人の老人画家の人生を通し、人の心の弱さから生まれる「悲劇」そして思い違いから生まれる「喜劇」。』
内容を知らないと、難しいかも。映画のような豪華キャストと美術。
原作未読。
きよP

きよPの感想・評価

4.0
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とても良かった。原作未読。以前カズオ・イシグロが出演していた番組でこの原作の話があり気になっていた。「日の名残り」と同じなんですというようなことを言っていたが、なるほど。「自分の信念に従って一生懸命生きた男の話」だったのね。舞台が違うとこうなるのか。
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