MAGI-天正遣欧少年使節のドラマ情報・感想・評価・動画配信

「MAGI-天正遣欧少年使節」に投稿された感想・評価

りっと

りっとの感想・評価

3.3
0

このレビューはネタバレを含みます

信長が天下を取るべく奔走していたあの時代。ローマに向け、命をかけた旅に出た天正遣欧少年使節団の4人の少年がいた。彼らは旅を通し、キリスト教の教えを通し、世界と大人の不条理を見つめていく。

天正遣欧少年使節という、題材だけでわくわくしてしまう要素に満ちている。そこに、個性的な4人の少年に今後期待される実力派の若手俳優を起用している点はかなり評価できる。きちんとスペインでもロケを行ったというのもすごい。
最近の日本のドラマの中ではかなり好感を持ってみることができた。

だからこそ、脚本と演出にもう少し頑張ってほしかった…!特に前半はそれが顕著だったように感じる。
勿論、長い旅路だし、仕方がないとは思うけれどあまりにサラッと流していて残念…と思うパートは多かった。船旅パートはそれこそ、彼らの旅の大部分を占めた訳だし、もう少し丁寧でも良かったのでは?
船旅は退屈な時間が続いたとは思うけど、あえてその退屈さを描くことで、その時間に彼らが仲を深めていったことが描けたのではないかなぁ…。

それでも、日本のドラマ制作においてこういう作品を作ることの繰り返しが、全体の底上げに繋がるんじゃないかなぁと期待できた。
もね

もねの感想・評価

4.3
0
ストーリーの丁寧さに欠けるが興味深いというか「天正遣欧少年使節」がどういうものがというとっかかりとしては面白かったのではないかと思う。

ちょうど原田マハの「風神雷神」を読んだばかりで彼らについてもう少し知りたいと思っていたところなので個人的には想像でしかなかった部分を映像化してもらったようでありがたい。

最後にその後の四人として、ミゲルが本当は棄教していなかったのでは、潜伏キリシタンだったのではと言う証拠が出てきてよかった。
最初、ミゲルを演じてるのはジュリアン役の子かと思ったら緒方直人の息子だった。
似てるし、秀吉役が緒方直人なので親子共演。

伊東マンショの肖像画も近年イタリアで見つかったとか、その時日本で展覧会やってたのね。見たかったわ〜。

珍しく野村周平が良かったです。
ドラードを演じた佐野岳も良かったな。
もーーー

もーーーの感想・評価

4.0
0

このレビューはネタバレを含みます

天正遣欧使節の話。

日本史の教科書で1番印象に残っていたのがこの天正遣欧使節!
戦国時代にローマに行くなんて凄い時間がかかるし、そもそもたどり着けるかも分からない。なぜ4人の若者が、そこまでして法王謁見の旅に出たのか、子供ながらにとても気になっていた。
伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアン。4人の名前も即覚えたほど。(笑


史実をもとにしたフィクションという事だけど、彼らの旅について分かり嬉しかった。(そんなに知りたいなら自分で調べろよ、と過去の自分に言いたいが・・・)

彼らもまた、なぜ旅をするのか、なぜ信仰するのかを問いながら旅をしていたのが印象的。
自分はクリスチャンという訳でもないのだが、教えと矛盾する言動もあり、何を信じるべきなのか、信仰の難しさを感じた。

ただやはり1番悲しいのは、帰ってくる頃には、出発を後押しした信長も亡くなり、キリスト教が弾圧されていたという点。
個人の経験や能力が発揮しやすい世の中だったら、あの4人はまた別の道を辿ったのだと思う。

それはそうと、吉川晃司の信長が凄く似合ってた。
ROOK

ROOKの感想・評価

4.0
0
戦国時代に織田信長の許しを得て少年四人がローマを目指す。神のご加護の下、2年半かけて航海する。長崎からゴア、
リスボン、スペインそしてローマで教皇に謁見するまでのドラマ。史実に添って簡潔に描かれており歴史物初心者にも分かりやすい。大河ドラマと同時代にあった封印された歴史を知るきっかけとなった。配役も若者受けしそう。伊東マンショの野村周平が 目力カッコいい❗️
q

qの感想・評価

4.2
0

このレビューはネタバレを含みます

日本史で少しだけ習った天正遣欧使節団についての映画。ちらっとしか習わなかったのに見終わったいまはめちゃくちゃ近い人たちに感じた。自分より歳下であんな過酷な旅を乗り越えた4人、想像もつかないけどとにかく昔の人はすごいな…強いな…っておもった

宗教ってとてもむずかしくて、わからないことも多いけど、隣人愛とか、そこには矛盾がいっぱいあって、カトリックとプロテスタントでの対立とかイエズス会のなかでの対立とか、同じ神様を信じているはずなのにどうしてってずっと思ってた

井之脇海くん、最近気になってて、これでもずっと原マルティノに注目してしまってた。活版印刷機もってかえってきたのあなただったんですか!ってなった。
見終わったあと調べたら、帰ってきてからがまた大変だったみたいで悲しくなった。あれだけ勉強して西洋の文化を広めたかっただけのはずなのに何を信じるかってだけで迫害されて……

いろいろ考えさせられたドラマだった、でも知らないことがいっぱいでわくわくしたし、おもしろかった!
Ayumi

Ayumiの感想・評価

3.5
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原田マハさんの新刊、
風神雷神を読んで、天正遣欧少年使節について学び、このドラマにたどり着いた。
出航した1582年から帰国する8年間の間で日本の歴史が大きく動いた時代を生き抜いたこの4人は本当に凄い。
xyuchanx

xyuchanxの感想・評価

3.6
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450年ほど前、我が故郷からヨーロッパへ旅立った天正遣欧少年使節団の物語。マカオ、ゴア、希望峰を越え2年半をかけてリスボンへ。更にマドリード、フィレンツェ、ヴァチカンでローマ法皇謁見までの道のり。

近々リスボンに行く予定なので予習と思ったけど、リスボンはサラッと終わってた😁

織田信長を吉川晃司、豊臣秀吉を緒方直人、少年使節団の4人も「ちはやふる」組や緒方直人の息子など。ドラード役の佐野岳もよかった。何よりヴァリニャーノがえらい熱血イケメン。残念ながらアルメイダは出てこなかったが、ルイス・フロイスや弥助、千利休、高山右近も登場。ヨーロッパロケも敢行。

ただ…異常にカラフルな着物、 マギマギ連呼、70年代ドラマっぽい音効には萎える。イエズス会の権力争いや、ポルトガル人もイタリア人も英語だし、フェリペ2世に殺されかけたり、ガリレオやカルロ先生とのエピソード、秀吉とフロイスの会話、最後のジュリアンの件など、ドラマに重点が行きすぎて肝心な史実の掘り下げが疎かになってた感じが残念。

でもまぁ、これをきっかけに少しでも興味もつ方が増えればいいのかもな。

エンドロールでもサラっと紹介されててけど、彼ら4人の本当の苦悩は日本に戻った後なんですよね。
なつき

なつきの感想・評価

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ドラマとしては微妙なところもあったけどテーマや内容は凄く好き。隠れキリシタンにも繋がる話だからこの辺りの歴史はもっと知りたい。。
信長に拝謁した黒人は遠藤周作が「黒ん坊」という小説にしているがタイトルがタイトルなもので封印されている。それが堂々と出てきたり、残酷描写など地上波では不可能なチャレンジをしている。
当時の西洋の帝国主義と日本内部でそれと同様の武力による統治が同心円的な構造をとっていることと、キリスト教が帝国主義の尖兵になっているのと同時に世界につながる道筋になっているという矛盾した位置にいるのを抑えたドラマの構造がきっちりしていて骨太。
ヨーロッパロケ、日本国内の安土桃山文化の再現ともに見ごたえあり。
配信ドラマとしてはいまいち
テレビドラマとしてはけっこうおもろい

演出はテレビでできない表現もしているけどゴア描写など
カメラワークはテレビドラマや大河ドラマのような見易いつくりで
配信ならではの冒険が少ないのが残念

それでも安定した面白さがあって大河ドラマのようなものをみたいに人向けかな?
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