気になってた本作、ちょうど鑑賞した頃に日本でもリメイクしていた。
主演は『キリング・イヴ』で最推しのひとりになったジョディ・カマーちゃん♡!
13歳の時に誘拐されたアイビー(ジョディ・カマー)は、13年後、自力で監禁先を抜け出して助けを求める。
既に崩壊しかけていた彼女の家族は連絡を受け、13年前と同じような状況を装い、彼女を迎える。
しかし、彼女は13歳のままのように時が止まったように振る舞い、更には監禁中の内容をあまり話すことがなく、家族も警察も頭を抱える。
更に警察に至っては、アイビーの不審な様子から、もしや彼女もこの事件に一枚噛んでいるのでは、と疑い出す。
というお話。
ジョディ・カマーちゃんの演技力の高さが分かる、それが全てな作品だった…
アイビーは一体何を隠してるの?
そんな思いを警察が抱えるのと同じように、視聴者も眉根を寄せていくような演出と、彼女の13歳の頃のままのような表情、反発したり拒否したりする表情、その違いを演じきる演技力は見応えあり◎
その割に、後半、真相までが呆気なかった気もするなぁ。
あれ?結局、そんな感じ?と。
それにしても、警察側のやり方には些か疑問や嫌悪を感じる展開は、内容的にもかなりしんどいもの。
だけど、それがないと作品自体のミステリアスな雰囲気は損なわれてしまうとも思った。
中盤までは割と良かったので、『キリング・イヴ』を観て、ジョディ・カマーちゃんに魅了された人は観てもいいかも。
わたしはこっちが先だったから、ヴィラネルとの差異にめちゃくちゃ驚いた!