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腐女子、うっかりゲイに告る。のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.8
主人公・純(金子大地)は、自身がゲイであることに心波立たせていく。
世間の “普通” と、自分が本当に欲しいもの――。その間のズレで悩んだことのあるすべての人へ。
主人公の愛聴するQUEENの名曲に乗せて疾走する、軽やかで切実な青春ストーリー。
ゲイである自分自身を受け入れられず、「女性と結婚し暮らしていく幸せ」と「同性の恋人と愛し愛される幸せ」を求める純。
ゲイであることを知らず付き合い始め、純がゲイと知っても人間として真っ直ぐ向き合う三浦さん。
友人や恋人や男女という境界を越えて真っ直ぐ向き合い理解し合おうとするふたりのピュアな絆は、「性別を越えて真っ直ぐ向き合い絆を結ぶこと」の難しさと素晴らしさを教えてくれる。金子大地と藤野涼子の絶妙な演技も良くクイーンの曲と絶妙にリンクしていたエモーショナルな青春ドラマ。
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