このレビューはネタバレを含みます
2019年7月、日テレ土曜にリアルタイムで視聴。
最近ようやく原作の韓国版を見終えたのでこちらも記録。
『シグナル』も『知ってるワイフ』も原作の韓国版の方がダントツで良かったけど、『ボイス』は日本版もよくできてると思った。
『シグナル』と『知ってるワイフ』に関しては原作では登場人物の心理描写がすごく丁寧で日本版と差がついたけど、
もともとこの作品は心理描写がほとんどなくて、あまり差を感じなかった。
もちろん原作を超えることはないんだけど。
脚本も上手くまとまっていて、話数的にカットせざるを得なかった事件の代わりに日本オリジナルシーンを追加してあって、そのシーンが印象的。
サイコパス連続殺人鬼を演じた伊勢谷友介はあの日本人離れした彫刻のような顔と体格、ミステリアスで高貴な雰囲気は本家キム・ジェウクに全然負けてなかった。
これは好みの問題だけど、演出に関しては韓国版より日本版の方が好き。
特に中盤以降で犯人=伊勢谷と視聴者に初めて明確になるシーンの演出はめちゃくちゃかっこよかった。
唯一ジャニーズが残念だった。