北の国から '98時代のドラマ情報・感想・評価

『北の国から '98時代』に投稿された感想・評価

miiizukiiiui

miiizukiiiuiの感想・評価

4.5
0

このレビューはネタバレを含みます

〜前編〜
正吉、男だな
でもそれで良かったけと思う


お金貸してとごめんなさいばかりになってしまった螢
農薬撒き散らす草太兄ちゃん
見ているこちらの気持ちとしては
変わっていく2人に戸惑いつつ
どうか大事なものは変わらないで欲しい、
と信じたい気持ち

〜後編〜
草太兄ちゃんが亡くなってしまうのは
まさかだった
前日の出来事から自分を追い詰める純
後悔に押し潰されそうな姿、
純の心が縮まっていくのを感じた

結婚式当日、
あの頃の螢に戻りたい
っていう螢の言葉が切ないけど
大人になったなとしみじみ感じた

螢の結婚式の説得に2時間かかったエピソードは五郎さん頑固さに笑った
satton

sattonの感想・評価

3.8
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この回はまさしく正吉の回だなぁ。色々な物事がガチャガチャ動く中で、一貫した誠実さにほっとする。結婚を報告されたときの五郎さんが良かった…。
なにが起こるか知っているので観るのに覚悟が必要で、一旦仁義なき戦い(サブ・北の国から)を挟んでしまった始末

〜前編〜

正式に離婚して富良野に帰ってきた雪子おばちゃん。ふらっとやってきてお風呂覗いた草太にいちゃんが、中畑木材まで爆走して「おじさんとこに女がいた!(シュウじゃない)年増の女の背中だ!」、笑う。草太にいちゃんがそういうこと言うと時代に合わなくなって再放送できなくなるからやめて。ほふく前進で黒板家に偵察に行く中畑のおじちゃんと草太にいちゃん😂

中畑のおじさんに、雪子おばさんに、正吉に、お金を貸してと言って回っている螢。私はやっぱり、動揺する。か細く、憂いを帯びた雰囲気で、人の目を見なくなった螢に、果てしなく動揺する。否、当たり前だ、だいたい3年にいっぺんくらいのスパンのドラマで、螢のことを知ったような気になるなんてことがそもそも愚かしい。子供の頃のイメージをそのままに、大人になった螢に押しつけることの恥を知れ。しかしやはり、動揺はする…

みんなに断られ、心配され、草太にいちゃんの牧場にやってきた螢。牛のお産の介助をする草太にいちゃんを遠巻きに見つめ、涙ぐむ螢。

螢「草太にいちゃん、お金貸してくれない?」
草「おう、いいぞ。いくらだ?今いくらあったかな」
螢「できれば20万…」
草「なんだそんなもんでいいのか。それだったら大丈夫だ。一服させろ。すぐ用意させる。」
螢「ありがとう…」
草「気にすんな、昔の草太にいちゃんとは違う。いつでもどーんとこい、そんなことくらい…」

私は螢と一緒に、涙を流す…
お母さんを見送る螢、雪子おばちゃんを見送る草太にいちゃん、大切な人との別れの場面、河原で、隣に居合ったふたり。昔の螢と違う螢に、動揺することしかできない純や私とは違って、螢に対してなにも変わらず、味方でいてくれる草太にいちゃん

しかし、「人生で一番考えた」という草太にいちゃんの正吉への提案が、ある意味さすが清吉の息子という感じでこれまたびっくりする。いつも少しずつ間違えている草太にいちゃん。草太にいちゃんと違って、たぶんそれが正しいことだと思わなくても、五郎さんへの恩義を忘れず、自分なりに決心をする正吉の姿、純とはやっぱりこの辺が違うんだよね(純、「俺も昔ミスっちゃってよお」じゃねーぞ!)

純と正吉と螢の3人で話す車中、「ふしだら…言えてる…」と少し笑って話す螢を見た純が、「俺の知ってる螢は、子犬のようにいつも俺の後ろをついて走ってきて…」とドラマシリーズの幼き螢の映像をフラッシュバックさせてしまうの、笑ってしまう。情けないが私も同じ状態なんだ。私たちの知らない螢になっていく螢

しかし五郎さん家、立派なベランダまでできているのが改めてすごい
ラストシーン、トラクターで、農薬を撒きに乗り込んでくる草太にいちゃん


〜後編〜

なんとなく、螢がこういうことになってしまったから、今度はシュウが天使みたいな存在を担っているのではないかと思う。「そーよお」とか、あのゆったりした喋り方、ついつい物真似してしまう。習得したい。時代もあると思うけど、プレゼントに「純へのことば」をまとめたポエムノートをあげるっつーのも(90年代特有の丸文字で)、凄くないか。ほんとこれ、宮沢りえだから天使だけどよお。「りーんりーんて鳴らないかな(電話のイラスト)」とか、許されんのかな。あと純は「お前」とか言っちゃうタイプなんだよね〜(吉岡くんはどんな女優が隣にいても似合うのがすごいよ)(女が求める「普通の男」のイメージは星野源、とか言うけど本当にそうか?私が思う普通の男は吉岡秀隆だよ)

草太にいちゃん、自分の結婚式でのことあんまり反省してないよなあって思って笑っちゃう。身重の螢の結婚式もド派手にやりたいのよね。ずっとちょっと頭が足りてない草太にいちゃんよ

自分が断ったから、というところの業を純に背負わす倉本聰の所業…と思うが、でもなんか純なら大丈夫そうっていうのもわかる…なんやかんやね、純は大丈夫なんだろうなあ

結婚式の草太にいちゃんのスピーチのテープと、五郎さんがこっそり持って行っていた令子の写真、当たり前に涙止りませんでした
KNSKS

KNSKSの感想・評価

-
0

このレビューはネタバレを含みます

ソウタにぃちゃん愛が屈折してるなー笑
不器用の極みか笑!頭悪すぎるやろ笑
ガサツとお節介は度がすぎると、ヤバい笑
ショウキチが1番可愛そう笑

この回の吉岡氏、田中氏の泣きの演技素晴らしい。

まぁしかし、男はこう、女はこうというワードがほんっと沢山出てくるねー笑
絶対今の時代放送できないねー笑

ラストの回想シーンはちと長すぎな。
ソウタにぃちゃんに因んだやつにまとめた方がよかったね。
Misakey

Misakeyの感想・評価

4.4
0
北海道に住む兄は女性に対して不誠実で、逆に妹と父は自分の決めた道を頑なに貫いていくホームドラマ。

一人なので北の国から一気見。

この回が一番好きかもしれない。
正吉の誠実さでみんなが救われるので。

このドラマを観て一番思うのが
田舎は隠し事ができない、という事。もうそういうもんなんだよね。
誰もが当然のようにうわさ話をするし
それが悪い事だと思わない。
そういううわさ話が当たり前の田舎が嫌で上京した自分にとっては
この悪習に一石を投じている(ようにみえる)のも
この回が好きな理由かも。悲しい事も多いけど。

ここでは有機農業の是非についても色々と考えさせられる。
初恋では、「農薬ばかりに頼るから」と農薬を利用していた畑が流れてしまった事があるが
今回は有機農業の農地がやられてしまう。

最近農業を研究している身内の若い子に
「農薬も土壌も日々研究していて格段に改良されてきている。
農業就業者や食料自給率が低い日本で、
いかに良い農作物を効率よく大量に取れるかと頑張っているのに、
農薬を簡単に悪者にするのは研究者に失礼な事だ」
と言われ、古い頭のママだったのかなと考えさせられた。

自分の子どもの頃は農薬は薬害が多く問題視されていたけども
今は昔と違い、世界規模で研究が進められ日本ならではの土壌の質もわかってきているらしい。
有機農業のデメリット(残留害虫の毒など)は伝えず
昔の農薬イメージで近代化が問題、というのもナンセンスかな…とは思ったりした。
そういう意味で、草太兄ちゃんが近代化を進めた上強欲な感じは
印象操作が強いなぁ…と。そこは残念。

相変わらず純の煮え切らなさはモヤモヤするけど
変わる時代を考えさせられる良い回だった。
長い。長編シリーズで度重なる人の死や農家の借金で、黒板家に起こる不幸にだんだん共感しなくなってきた。螢の別れた人との間にできた子供を、正吉との子供だと偽って結婚するという草太の提案は、めちゃくちゃに思われたが、めでたく二人は結婚。草太兄ちゃんが事故死する直前、純は草太兄ちゃんに農家は手伝わない、最近草太兄ちゃんはおかしいとひどい態度をとった。そのまま還らぬ人となってしまい、そのときの心を乱す純の演技力は、役者魂を感じた。螢の結婚式でこっそり亡き母の写真を胸にしまっていた五郎さんは泣けた。
procer

procerの感想・評価

4.0
0
父親になった歳に放映されて23年
今や自分も、その時生まれた娘に
子が生まれ、自分もおじいちゃんに。

改めて観たら、もう五郎さんの
とあるシーンで涙が止まらなくなった。
もし同じ立場だったら。。
娘がこんなだったら。
奇しくも今年亡くなられた
田中邦衛さんの、最高の演技。
目が語る優しさと喜びは
本当に素晴らしかった。

他にもたくさんの名シーンがあり
まぶたに焼きついた姿が
忘れられない名作。
NO

NOの感想・評価

4.3
0

このレビューはネタバレを含みます

北の国から '98時代a.k.aさよなら草太兄ちゃんスペシャル。

捨てられたものを再活用する元祖SDGsの黒板家とごりごりの資本主義の草太兄ちゃんが対照的に描かれる。
草太兄ちゃんと言えば、トラブルメーカーだけど憎めない奴だったけど、
本作は本当に嫌なやつだった。金と地位を得るとこんなに人は変わるのか。

有機農業に励んでいた純の友達の畑にトラクターで農薬撒くシーンは
正しいかもしれないけど悪魔の所業だった。

そんだけ嫌な部分を見せておきながら、
蛍に対してはあの頃と変わらない草太兄ちゃんがいた。
(でも流石に正吉との子にするってのは流石に無理があるだろう)

だからこそ草太兄ちゃんが事故で死ぬところはいたたまれなかった。
しかも、もし、純が草太兄ちゃんを手伝いにいったら助かったかもしれないっていう
本当倉本聰は純に厳しいというか、業の深い脚本だよ。
サリー

サリーの感想・評価

3.9
0

このレビューはネタバレを含みます

前編『百万本のバラ』加藤登紀子
結婚報告を聞いた五郎さんが 写真の前で嗚咽するシーンにもらい泣きしてしまう。

後編『時代』中島みゆき
結婚式の夜、五郎さんが令子さんを怒らせちゃった話が愛しい。

このレビューはネタバレを含みます

前編
今作冒頭で明らかになってくるものの
今思い返せば着々と正吉
螢のこと気になっていたように思うな
そしてサラッと推しの一人であった
大滝秀治さんが亡くなってて密かに辛かった
シュウの実家とか
一応ちゃんと挨拶行ってたんだな
段々シュウの喋り方とか演技プランが
自然体になってきた気がする
つくづく幸せになれないオーラは
感じつつはあったけど雪子さんはほんと
幸せになれない星の人感凄いな…
挙句の果てに草太兄ちゃんに事故で風呂覗かれて
年増だったって言われちゃうしな笑
螢が口に出してお腹に赤ちゃんが…
って言う前になかなか生々しい
牛の出産シーンで涙ぐむ螢
暗示させる演出ヒリヒリ
そこからの草太兄ちゃんの動きや台詞
境遇も踏まえた信念
喫茶店で正吉に計画を話すとき
一歩間違えたらいつもの冗談な空気に
転がりそうなところを
突拍子のなさはそのままに
正吉と黒板家の境遇だけにピンポイントに刺さる
草太兄ちゃんから言われるからこその
説得力を感じる、いい意味でバカみたいな計画
あからさまに純の前でも思い詰める正吉
そして計画を正吉は自分の中で
密かな想いとうまい具合に重ね合わさって
草太兄ちゃんに続き
正吉も正吉なりな本気のアプローチにより
それなりにとんとん拍子に進む
正吉が純に打ち明けたあたりから純の演技が
子どもの頃の演技プランみたいになって
なんだか兄としてかわいかったし
話を聞いてとんできた正吉のお母さんも
母親としてかわいかった
そして少し違う真実がそこにはあることに
多少胸が痛んでいるのか
複雑そうな螢にヒリヒリした
ビクビクしながらついに五郎さんに報告する
子供たち
いきなりの話にミリオネアのみのもんた並みに
どっちのリアクションかわからない五郎さん
ゆっくり溢れだした感情はシワシワの喜びだった
正吉、螢へと1人ずつ手を握り
純がみたことのないほどの純粋な喜びの涙だった
螢の相手が昔から知ってる
真っ直ぐな正吉だということもあるだろうけれど
不倫すらも螢が幸せならと言うものの
絶対心の何処かで
自分も不倫でダメージを負った側だから
その引っ掛かりがとれたのもあったと思う
そこからみんながお祝いに集まってくる感じ
逆に嫌な予感していたら
案の定倉本聰節全開で
無農薬、農薬問題が悪い方に転がる
みたことのない睨みを利かせて
5年かけて寛治さんが土を生き返らせた畑に
農薬を撒く草太兄ちゃん怖すぎた
病気が出たあたりから
もう涙目で草太兄ちゃんに怯えていた
完治さんこと小野田良さんの
感情演技ヤバかったし
草太兄ちゃんの兄ちゃんじゃない一面
あの睨みだけで全てを語っててすごかった
後編
久方ぶりの家族の団欒
黒板家自体はそんな調子だけれど
裏では真実がネガティブな方向へ
中畑のおじさん口滑り過ぎだろ…
元を辿れば草太兄ちゃんだけど
良くも悪くも結局嘘つけない人達なんだよな…
引き続きシュウと五郎さんのやりとり染み入るな
このあとの遺言のこととか知ってたら
何の安心にも繋がらないやりとりだけど
そして前編を不穏な空気で締めた
完治さんのターン
組合の人たちから目線だと自業自得というのも
もちろんわかるけれど
時代の変化とともに昔は当たり前だった
人の打たれ強さにも変化が生じていて
厳しい言葉が殺し文句になりかね無いこと
そこにも"時代"というキーワードを感じた
完治さんを追い込んだことや
表向きは金儲けのことばかりに思えた
草太兄ちゃんを嫌いになりそうな純
自論ではあるけれど
完治さんとは違う意味のある借金で
ふらふらしてる純のこととかも考えた上で
未来を切り開こうとしていた矢先
雪に血を吐きしっかりとしたフリで
翌日亡くなってしまう
あの状況だと純はどんなに頼まれても
完治さんのことを考えると断るのは当たり前だ
まさか引き換えに草太兄ちゃんが亡くなるとは
思いもしない
こんなの純は自分を責め立てるに決まっている
黒板家を筆頭に関わってる人達
立て続けに精神的ダメージ凄すぎるな
そして雪子おばさんから聞かされる
やはり螢どころか純をも想っての動きだったこと
そりゃ純は泣き崩れる
ついに問題の牧場を継ぐかどうか問題
(遺言で速攻悲劇の借…と化すとは…)
そして五郎さんと螢の暖炉の前でのやり取りが
泣けるでしかない
螢の涙の種類が泣きながら
ちょっと変わっていく様も含めて
(遺言で誘拐犯!
とやり取りしてるとは思えない美しいやりとり笑)
死ぬ前に残した草太兄ちゃんの羽振りのいい
結婚式のプランに
俺への当てつけかと
久方ぶりに臍を曲げてしまう五郎さん
こういうやり取り良い
なんとか式には参加したものの
酒に逃げる五郎さん
そんな五郎さんを
草太兄ちゃんのスピーチの練習のテープが
我にかえらせ、そしてみんなの涙が溢れる中
全力ではじまる名場面集
遺言が作られたものの
今作でこんなに全力で締めていたとは
スピーチのテープから号泣必須でした
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