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死役所のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

死役所(2019年製作のドラマ)
4.3
この世を去った者たちが最初に訪れるのは、あの世の市役所ならぬシ役所。
ここは、自殺、他殺、病死、事故死など様々な理由で亡くなった者たちの行き先を決める手続きをする場所だ。
シ役所「総合案内」で働く職員シ村(松岡昌宏)は、次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃無礼な態度で対応する。
訪れる死者は「死」を受け入れた者から、現実を理解しないまま現れる者まで様々。
果たして彼らはどう生き、どう死んだのか?
壮絶な生前の姿が死者の申請書から次々とあぶり出されていく。
罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。
生活事故死課のハヤシ(清原翔)や他殺課のイシ間(でんでん)や自殺課のイシ川(松本まりか)など、シ村を取りまく職員たちも一筋縄ではいかない癖のある者たちばかり・・・
実はシ役所の職員たちもまた隠された秘密があった。
彼らはなぜ死後、この場所で働くことになったのか?
そしてシ村の秘められた過去とは…?
あずみきしのベストセラーコミックをドラマ化。
「死をきっかけに自分の人生を振り返り、新たな一歩を踏み出す」というテーマでは、釈由美子主演のドラマ「スカイハイ」があるが、このドラマでは死役所の職員の目線から様々な死者の人生が浮かび上がるものの、ハヤシやイシ間は生前を振り返り新たな変化があるけど、死者が自分の人生を振り返り成長して成仏していくヒューマンストーリーが「スカイハイ」に比べると薄味だった感がある。
イシ川の過去は語られないし、シ村の娘と加護の会の関係は明かされないままドラマが終わったし、死者のドラマが薄い残念な仕上がりのドラマだった。