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ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~のEDDIEのレビュー・感想・評価

3.5
1800年代を生きた詩人エミリー・ディキンスン。
女性が自由な生き方を許されない時代の重さを痛感するとともに、“人間”として生きたいように生きようともがくエミリーの全力投球に心打たれる。
しかし、エラ・ハントさん美しすぎるで…。


AppleTV+オリジナルドラマ3本目完遂。
本作はシーズン2もありますが、一旦シーズン1を見終わりました。

作品の総評としてはそれなりに面白いってぐらいでしたが、エミリーの生きづらさが見ていて居た堪れないぐらい時代の潮流の過酷さを感じました。
時代が違うならば、どれほど偉大な人物になっていたのか。とにかくバイタリティが溢れすぎてるし、想像力豊かで魅力的なんですよね。

主人公エミリー役はヘイリー・スタインフェルド。こじらせ系ガール演じさせたら右に出る者はいない彼女ですが、とにかく困ったちゃんな顔が秀逸なんですよ。本当困ってんだろうなぁって心配になるレベル。
ただそれ以上に、エミリーの親友で兄の恋人スー役のエラ・ハントが美しすぎるんですよ。
『アナと世界の終わり』っていうゾンビミュージカルで主演してたときにむちゃくちゃ美人な子出てきたなと思いきや、まさかの連ドラレギュラー抜擢です。
画面に映し出されるたびに、見逃したくないと思わせるほど画面を彩ってくれました。

全10話構成で30分程度のお気軽シリーズ。コメディ的要素も強く、かなり気軽に楽しむことができます。
1840〜50年代ぐらいの設定なので、セットや役者の衣装、細かい調度品などの美術セットと画面眺めるだけでも楽しいです。
エミリーと父親の確執があって、10話でそこが回収されるんですが、それが唐突すぎて戸惑いましたね。あそこはちょっと雑だったかなぁと。
だけど、続きが気になる終わり方をしたので、また他の作品も楽しんだ上で、シーズン2も観ていこうと思います。
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