（あらすじ）
アルバイト先で再会したのは、自分が昔フッた友達以上恋人未満の彼女だった…
男性目線で描かれる、共感度100％の青春ラブストーリー。
（感想）
あらすじから予想される通りの展開で、着地もそのまま、何ひとつ裏切られない。でもそれがかえって等身大で、本当に現実にありそうな感じで好感が持てた。きっと韓国でも日本でもいや、きっと多くの場所でこんなフツーの恋模様が繰り広げられているに違いない。
側から見たら“良い感じ”のふたりでも、“好き”って言われてから始まる気持ちもあるし、恋する気持ちのスタート地点はバラバラで、互いの気持ちのピークが重なり合うことは本当に稀。
好きって言葉にされてからはじめて意識し始めて、でもふっちゃったから友だちにも戻れない。よくある話なんだろうけど、韓国ドラマの恋愛ものは、男も女も一途なことが奨励されてて、たいてい望みのない片想いを美化してたり、コテンパに相手をふったり、なかなかキツい展開が多くて現実もそんな一本気なのかなと疑ってたからこういう物語が出てきてなんかフツーで安心した。
男性目線の正直な物語。
回想の大学時代のふたりが2年後のバイト仲間のふたりよりもなんかキラキラしてて可愛かった。
