柳生一族の陰謀のドラマ情報・感想・評価・動画配信

「柳生一族の陰謀」に投稿された感想・評価

NHK BS プレミアム 録画

ラストが凄惨すぎて、
でも面白かった。
本放送も見ましたが、ストーリーを忘れてしまったので、再放送で再鑑賞しました。しかしながら、今一つ退屈なストーリー感は否めませんでした。
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.4
0
第二代徳川将軍の死に暗殺の影。徳川家光を第三代徳川将軍の座に就けるべく、血みどろの争いを繰り広げる徳川家兵法指南役の柳生宗矩率いる柳生一族。

途中までは順当なサスペンス風時代劇だったんだが、、

ラスト10分の衝撃。。

まさかそうくるとは。。めっちゃ度肝抜かれた。

えげつなすぎる。
そして凄惨すぎてビビる。

急に、吉田鋼太郎の出てる、江戸時代に舞台を置き換えたシェイクスピア悲劇でも観てる気持ちになった。

はじめはどこまで史実かなー柳生すげぇなーと思って観てたが、こりゃもう完全にフィクション。亡くなったタイミングやら人物像の描かれ方やらが、完全に史実無視で、凄い哀しい設定にされてた。

凡人だけど将軍になるべく地道に努力を重ねてきた温厚な家光と、昔から容姿端麗・才気煥発で母親に溺愛された忠長。将軍家に生まれなければ仲良い兄弟でいられたかもしれないのに、心ない父母の仕打ちと周りに渦巻く陰謀が、2人を宿命へと導く。

期せずして血生臭い修羅道を歩む羽目になった兄。
誠実な良い人間なのに泥沼に引き摺り込まれる弟。
そして暗躍する、目的のためならまさに全く手段を辞さない柳生宗矩。
そんな父親のやり方に反目しだす、柳生の長男十兵衛。

そしてまさかの出雲阿国の使い方な。

なんだこの誰も得しない脚本。ラスト行っちゃうまでは中々面白く観てたんだけど、私こういう鬱エンドはホント苦手。。サイドストーリーに至るまで、全て鬱。躁鬱ならぬ総鬱。

あ、これ映画版のリメイクなんだ。結末こうなの?違うの?ちょっと気になる。それによってはオリジナルの方観たいわ。

ちなみに史実では、確かに幼少期は両親ともに気弱で吃音症の家光より忠長を可愛がってたらしいが、チヤホヤされて調子良くアホの子に育った忠長が結構な問題児で、父親の方は見限ってた模様。そんなもんだよね。

本作で意外と新たな目覚め(?)を得てしまったのが、公家の烏丸少将文麿。

公家といえば時代錯誤の雅と嫌味の白塗りお化けと思い込んでたもんで、まさかこんな役回りの人がいるとは思いもせず、グッときたわ。

狩衣と立烏帽子で柳生の身内切ったぁぁ!!
マジか、白塗りお歯黒でオネエな京言葉のくせに、つえええ!!カッコいいやんけぇぇ!!
これ、本作以外にもずっと出てるキャラっぽいので、この人の比較見たさに全関連作品観てもいい。
2020.08.07
#7
映画版は見ていないが、まさかの最後に驚いた。自分の中では斬新だった。
reo1975

reo1975の感想・評価

3.4
0
父親が録画してたのを一緒に見ました。
父親によると映画版の方が面白かったらしいです。

私は普通に面白かったけど、ありえない展開に驚きました。
これきよ

これきよの感想・評価

1.0
0
鑑賞記録です。

柳生十兵衛が不良みたいでした。

誰が誰と戦っているのか、よくわかりませんでした。
権謀術数、裏切りに次ぐ裏切りの展開、周囲から抜け出た演技の柳生但馬守など深作版の映画をなぞっている感じ。

楼閣をバックに下から斜めに押さえるいかにも日本的な絵柄、根来衆が曼珠沙華(彼岸花)に囲まれて鮮血の中に倒れる構図、出雲阿国の殺陣、春日局の頭を崇源院が扇子ではたく緊張感…NHK版でもいくつか魅力的なシーンがあったけど、深作版映画があまりに抜け過ぎてるからなぁ。

それにしても、通説では武断政治を断行した家光、権謀術数、殺陣、剣豪、朝廷との関係など複雑な日本の権力構造を題材に、原作はよくもこんなオモシロいストーリーを考え出して、それを魅力的に撮ったものだ、と改めて思う。

映画版をもう一回見よう。
デパルマ

デパルマの感想・評価

3.0
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深作欣二の映画版は全く印象に残っておらず新鮮な気持ちで観たのだが、吉田鋼太郎以外下手な人ばかりで萎えた。見せ場の殺陣シーンは流石に力が入っていた。ラストの生首、血ドビューが最高。出来はともかくNHKのリバイバルドラマはその心意気が嬉しいのでまた製作してくれたらきっと観るよ。
Sai

Saiの感想・評価

4.0
0
昔映画ばんを観た覚えがあるが非常に面白い作品だった。ストーリーも良いし豪華俳優陣の演技も素晴らしいものがあった。映画を観たくなった。
kuronori

kuronoriの感想・評価

3.8
2
観ました。

錦ちゃんに喧嘩売ってますね(笑)。
錦ちゃんの但馬守は、他の出演者全員が現代劇の芝居をしてる中で、わざと独りだけ「時代劇の芝居」をしているのですが、吉田鋼太郎さんは、独りだけ「舞台の芝居」をしてみせることで、異質な感じを出しているのだと思います。
面白かったです。
また「柳生もの」が観たくなっちゃいました。

と、いうわけで、時代劇の柳生ものの歴史を簡単にまとめてみたいと思います。

もともと講談とかでは十兵衛よりも弟の又十郎(宗冬)が主人公として扱われていたようです。

柳生が幕府の隠密という設定は古くからあったようですが、剣客としての隠密でした。宗矩は柳生を束ねる頼りになるボスというイメージです。

明確に「…柳生の本体は…忍びじゃ」という設定を持ち込んだのは、五味康祐の未完の小説「柳生武芸帳」です。これは群像劇でして、登場人物たちはみんな陰謀を企んで動いています。「柳生武芸帳」はマクガフィンで、只の武芸を記入した巻物の体をしているのですが、実は「重大な秘密」が封じられているので、各集団が血眼で奪い合うというストーリーです。
様々な集団が暗闘するのですが、柳生一族は決して主役ではなく、どちらかというと冷酷非情なヒールなんですね。「柳生武芸帳」の宗矩は、何が本音で何が嘘なのか、目的が何処にあるのか、深すぎてその深淵が見えない怪物的キャラクターになっています。十兵衛も宗矩との対立的な設定はなく、武芸帳死守の歯車として機能しています。

何度か映画化されていますが、東映で柳生側(というか十兵衛)を主人公に置き換えて作られたシリーズが人気を博しました。ここで十兵衛を演じたのが、近衛十四郎で、今の柳生十兵衛のビジュアルイメージを形作ったのが彼です。
松方弘樹や目黒祐樹のお父さんで、歴代時代劇役者チャンバラ上手い人ランキングの上位3人には必ず入ってる人です。
初期は両目開いた明るい感じのキャラから始まって、片目になって普通の眼帯に、更に原作者の五味康祐から勧められて柳生鍔の眼帯に、衣装も徐々に黒っぽくなって忍び装束っぽくなっていきます。あのとんでもなく長い刀は、十兵衛というより、近衛十四郎のトレードマークです。(実際の新陰流の刀は小振りな方がリアルだと思います。)近衛十四郎の「柳生武芸帳」はTVシリーズにもなりました。十兵衛の殺陣として考えられた逆手二刀斬りは、時代劇の「逆手切り」の元祖のひとつです。

「柳生一族の陰謀」は明らかに原作の方の「柳生武芸帳」を意識して作られています。深く広くひろがり過ぎてわけが分からなくなってしまった「柳生武芸帳」の権謀術策渦巻く世界を、「家光の三代目襲名」「柳生家の復興」と宗矩の目的を解りやすくする(その分、怪物度は下がってますが)ことで、映画としてまとめてるのだと思います。
千葉十兵衛は、近衛十兵衛のビジュアルイメージを引き継ぎつつ、より忍び装束によっていっています。眼帯は柳生鍔ではなく、普通の刀の鍔になっています。特徴は小刀がわりの「兜割り」です。
殺陣も、身体能力を活かしたもので、従来のチャンバラの立ち回りとはベクトルの違うアクションになっています。

何故今「柳生一族の陰謀」なんだろう?とは思いつつ、あらためて映画版も観て比較してみたくなっている私です。
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