タカ＆ユウジ、無事に遡ってるぞ。

というか、『フォーエバー』の劇場版を観るつもりが間違ってこの『フォーエバー』の前日談のTVスペシャル観てしまった。
なんか表記されてる分数が違うなぁ〜と思ってたんだけど。

でも、結果的にはこれ観て良かった。
なぜ、“ハマ”にテロリスト城島が大量の武器を密輸して不穏な動きを見せているのか、、、『フォーエバー』に繋がるエピソード。

今回もユウジのファッションセンスが光る。そのテカテカのシルバーのシャツ。
こんなの着こなせるの柴田恭兵、ユウジぐらいしかいない。
大きな“5”がプリントされてるネクタイ、クソかっこいいな。これ、欲しい。オシャレ過ぎ。

浅野温子、薫のピンクの水玉のセットアップもスゴイけども。お騒がせバラエティ枠としていつでも出来上がってる。

1998年、26年前。
この頃で、タカ＆ユウジは40代後半。ここから先を知ってるだけに、年齢的にも、シリーズ的にも、ちっとも“フォーエバー”ではない。

小林稔侍も若いな。木の実ナナもこの頃は少年課の課長、中間管理職。
仲村トオルもここら辺までは“若手”枠の感じ。
町田透、ここから彼が出世するとは。タカとユウジに振り回されながら。

竹内結子が出てきた。かわいい。
彼女が1日署長的なアイドルとして登場し、タカが彼女の護衛。
何気に彼女が重要人物になっていく。

そんな中、TV取材にちょこっと顔出したユウジ宛に警官殺しの予告の連絡が入り、またしても、“ハマ”を舞台にテロリストとのドンパチ大抗争に発展。

シリーズを遡れば遡るほどエネルギッシュさは増す。
だから、手が早い、足が速い、すぐに乗り込む、突っ込む、ぶっ放す。

最近の刑事ドラマ、というか実際の警察も、大抵の場合は発砲するのは最後の最後の最後の手段。

だけども、この頃の横浜署のメンバー、タカとユウジだけでなく、誰もが血気盛ん。
「早く大下を援護しろ〜撃てぇ〜！」
皆さん、ぶっ放しまくり。賑やかだ。

こんな感じでみんなが前のめりだから、話の進みも早く、動きもアクティブ。
ユウジのお家芸の“ダッシュ”しかり、実際に体を動かすこともそうだが、ボートや車も頻繁に出てきてとてもテンポ良く疾走感がある。

「はぁはぁ、、、寄る歳の波には勝てない、、、はぁはぁ」
って、ユウジ、それだけ走ってから言うセリフではない。

アイドルを仕込んだ賑やかな防犯キャンペーンの裏側で警官殺しのテロリストと一進一退の攻防。

毎回言えることは、タカ＆ユウジ、所轄の現場刑事2人が解決するレベルの事件ではない。
今回で言うと、機動隊とかSWATとか特殊部隊動かすべきテロ事案だわ。

と思ったら出てきた、機動隊、そう、それが当たり前。
でも、機動隊はほぼ役に立たずで、結局この2人。

タカ＆ユウジ、まだまだ動ける感じでお馴染み感満載だけど、いよいよ渋さや風格も出てきてる。

TVのスペシャルだから、TVドラマとしてアクション、ドラマ、サスペンスの総合力が満遍なく高い感じの作品。

「タカァ！」
「ユウジ！」
これが観れて感激。

未来から遡って観てるけど、銃撃という意味ではここから先の劇場版よりも射撃数多い。気軽に過激に撃ち過ぎ。

タカ、ユウジ、いつでもカッコ良すぎ。
タカの代名詞の“バイク”と“ショットガン”。
ユウジの代名詞の“オシャレ”と“ダッシュ”。
そして、2人の代名詞の“サングラス”。

もう、いつも通り完璧。今回も大人の色気、ありがとうございました。勉強になります。

おぅけぃ〜、どんどん次、今度こそ『フォーエバー』劇場版、行ってみようか。

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闇バイトに引っかかり
蜂の巣になりかかるユージ！
そして港署を襲う傭兵の恐怖！
アイドルを護り、手傷を負った
タカの運命は？TVを超える
迫力で映画につなぐ前編！

「あぶない刑事フォーエヴァーTVスペシャル98」

前作リターンズが当たったのかな？2年を経てTVと映画のメディアミックスで帰ってきたあぶ刑事。なんとなくTVの乗りのままスタートし、映画並の迫力で展開。視聴率も良く…好評でしたが…。このメディアミックスと言うやつは難しいんですよね…。

タカとユージはワインバーで銃撃戦の末、犯人を逮捕したが…ワインを知らないユージは高いワインを撃ちまくり、大借金を負う。その為トオルがネットで見つけたやたら割のいいバイトの面接に行くが…倉庫内でいきなり撃たれ、銃撃戦に。1名が逃げたがそいつは城島と言うFBIに追われるテロリストだった。大量の武器が押収されたが、城島は警官を撃つ事で武器を交換しようとする…。そんな中アイドルの1日警察署長の守役をタカはやらされることに…。

この時代にまさかの闇バイト…。待ち受けるのは最強の傭兵…嫌すぎる…。この城島かなり強くて厄介。撃たれても平気…みたい（笑）

またどこで繋がるんだと思った竹内結子扮するアイドルさん。若い…。そんなとこでつながりますがと言う展開（テロリストのセキュリティが甘すぎる件…）。

アクションとしては無人化した港署でアイドルを護りながら戦うタカがハードなカッコよさ。西部警察時代から舘ひろしさんは追い込まれてからが良いんですよね。悲壮さが上手く出てきていて…無敵じゃない人間味が出てくる。だからユージより映画では危機に陥りガチかなと。

勿論ユージのダッシュ＆RunningShot、タカのハーレー＆ShotGunもあります(^^)。ユージのお、来たな、暴走族のアドリブ臭いセリフが良いですわ…。

映画と同じ作りで強敵現る、ヒロイン守らにゃ…無茶しないよう課長が…でも決戦して勝つみたいな展開…あ、松村課長活躍シーンが組み込まれて…今回はソードオフショットガン（マッドマックス仕様）をオープンカーからぶっ飛ばします（笑）美味しい。そしてもうひと展開ありで映画版へつながるんですね…。ではまた映画版レビューでお会いしましょう…。

高視聴率だったらしい「act.1 点火」という副題のTVスペシャル。
一日署長のアイドル役・竹内結子、いいね。
しかし「act.2 爆発」の劇場版は客が入らず、再び7年の休止期間に入ることに…。