いよら

時をかける愛のいよらのレビュー・感想・評価

時をかける愛(2018年製作のドラマ)
4.7
現代(2019年)。ユーシュエンは恋人が2年前の飛行機事故で行方不明になってしまい、その彼のことをまだ忘れることができずに過ごしていた。ある日、自分とその恋人チュエンションにそっくりな人物の写真を見つける。そして、ある日ある曲をウォークマンで聴きながら眠りにつくと、1998年のユンルーという自分とそっくりな人物として、目が覚める。
と、そこから始まるストーリーです。

タイムスリップものですが、時系列が複雑に絡んでいるので、全く先が読めませんでした。ユンルーが1999年に殺されたということを知って、それをなんとか喰い止めようとするっていうのがメインのストーリーです。タイムスリップしても、行ったままではなく戻って来たりもしますし、過去で出会ったチュエンションそっくりなズーウェイとの関係とかも、どうなるのか分からなくて、見ていくうちに、そこがそう繋がるのか、という感じでした。

そして、ユーシュエンとユンルーの二役を演じるアリス・クーの演じ分けが見事ですね。ふたりの違いが振る舞いや視線で分かりました。チュエンションとズーウェイの二役を演じるグレッグ・ハンも良かったです。

台湾ドラマってそんなには見ないですけど、結構良作が多いですよね。
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