ラジオ英語講座と朝ドラ。ヒロイン三世代がつなぐ100年のファミリーヒストリー。
るい編から途中参戦。深津絵里さんの大ファンなので。3人もヒロインがいるからか展開が早くて面白かった。ラジオから流れてくる流行歌がその年代や年を象徴していて懐かしく感じることもあった。何よりるいとジョーのファッションと髪型のバリエーションがたくさんあって見てて飽きない楽しさがあった。ふたりともオシャレさんよね。この夫婦が理想の夫婦像になりそうなくらい素敵なカップルだった。また共演して欲しいな。お互いを思い合って子どもが大きくなっても、「るい」「ジョーさん」って呼び合ってほんとラブラブ。
るいの生き別れたお母さんへの複雑な気持ちと、ジョーの戦災孤児という生い立ちとトランペットを吹けなくなるところ、暗い影がつきまとうふたりだったけれど。お互いに支え合ってささやかな暮らしを続けていくところが地に足がついていてそれはとても素敵なことだと思った。
日々鍛錬し何時来るとも分からない機会に備えよ
この言葉はチャンスの神様は前髪しかないってことと、災害は忘れた頃にやってくるという、ポジティブなチャンスにもネガティブなハプニングにも、必要な心構えだと私には聞こえた。
100年を描くということは、100年続くものを見つめること。
変わらないことに価値がある訳じゃない、全てが変わりゆく中で人の手で変えずに作り続けること、想い続けることに価値がある。あんこも母娘の絆も音楽も。人の手や想いを介して続いてゆくもの。
とても大事なことを教えてもらった。時おり解説を挟みながら朝ドラのヒロインたちが紹介されていく、ヒロインたちの生き方も変化してきたことが分かる。初めての試みの3人のヒロインには、三人三様の良さがあった。連綿と続く朝ドラヒロインの系譜に彼女たちの名が連なる。時代に翻弄されながら生きる女たちの物語はこれからも続く。朝ドラは終わらない。