いよら

家門の栄光のいよらのレビュー・感想・評価

家門の栄光(2008年製作のドラマ)
4.2
過去視聴作品。

実はかなり好きなドラマではあります。
ただ、54話と長編ドラマな上に、ある宗家を舞台にした話なので家族がめちゃくちゃ多い。しかも、初めの数話はその家族の紹介的な部分が多くて、離婚話とかから始まるので進みも遅い。メインとなる2人の話になるまでかかるので、なかなか入り込めないんですよね。
あ、文句じゃないですよ。それでも好きなドラマなので。
でも、メインのストーリーが動き始めてからは面白く見れました。

パク・シフの演じるガンソクがすごく好きで、この作品でパク・シフに完落ちしました。
前半、愛も知らず、人は自分がのし上がる手段としか思っていなかったような男がだんだんと変わっていくのが良かったんですよ。偽装恋愛やら、家の争いやらも含めてパターンといえばパターンなんですけど、苦悩してるガンソクが、カッコよかったです。ただこの頃のパク・シフは歌上手くない。。後半は、前半とキャラが完全に違ってて壊れてるけど、それも好き。

そして、シン・グが演じるおじいちゃんが、いい。人としても素晴らしいし、人を見る目も素晴らしい。一言一言が重みがあって、彼がいて、この家が成り立ってるんだなと思えます。

結婚、家族がテーマになっていて、互いを想って家族になって、また思われて。温かいですね。ダナとガンソクの間にはたくさんの障害があったけど、それを乗り越えたからこそ、絆も強くなっていく。他の夫婦もそれぞれ苦労して一緒になって…。最後の方の夫婦自慢みたいなのも微笑ましかったです。どのカップルも幸せそうでいいです。チョン・ノミンのこういう役は新鮮ですね。
でもやっぱり、ガンソクの甘えてる感じが好きだなあ。前半と後半のギャップも♡
ダナの歌のエピソードもぬいぐるみのエピソードも大好きです。
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