このレビューはネタバレを含みます
これは、人間じゃなくて、クローン人間が主役の映画です。いろいろと考えさせられます。
ある会社が違法に、クローン人間を製造しており、コピー元の人間が病気とかで臓器が必要になると、クローンを殺処分して臓器を摘出します。
クローン人間は、自分の事を人間だと思って暮らしています。そして、抽選でアイランドと呼ばれる楽園に行ける日を夢見ています。しかし、その日は殺処分の日なのです。
そんな中で、あるクローン人間がだんだんと好奇心に目覚めて、いろいろと自分のいる世界に疑問を持ち始めます。
この映画の設定は、実際にありそうな内容ですね。今後こういうクローンに対する需要もありそうだし、SFと言うより近未来に実際に起こりそうですね。
クローンを植物や動物に例えて説明したりしていますが、どう見たって、クローンも人間ですよね。殺処分はあり得ないと思います。
クローン人間の是非を考えさせるようなストーリーとなっています。なんだか、「ブレードランナー」のレプリカントを思い出しちゃいました。