伏見の剛力

アダム&アダムの伏見の剛力のレビュー・感想・評価

アダム&アダム(2022年製作の映画)
3.5
スターウォーズのように下にパーンしてからのドッグファイトからの12歳の少年期にタイムスリップからのテンポのいいシーン切り替えも軽快なリズムのジョーク混じりの会話も絶妙でストレスフリーでまさに酒のつまみにもってこい映画なんですよ。

ライアンレイノルズってNetflixに好かれてますよね〜。

ヒットマンズボディーガード、6アンダーグラウンド、レッドノーティスなど脳死できてある程度のクオリティが担保される娯楽作品を映画館に行かずとも提供してくれるNetflix様様です。

ライアンレイノルズと同じ系統のマークウォールバーグとバディもの待ってますよ私は。2人のマシンガントークが聞きたい。

少年期の子役も大人のライアンレイノルズと当然設定ながらも息のあったいいコンビでこれはネタバレではありませんが父親演じるマークラファロが亡くなっていても同級生にいじめられていても表向きは前向きというよりもどこかあっけらかんとしています。

いじめっ子に今日はやめにしな〜い?と言って腹を殴られてひ臓はやめてとかやがては悟りすら開きそうなコミカルな腹パン慣れに無責任にもまあ将来ライアンレイノルズだからいいかと楽観視してしまいます。

SFでゾーイサルダナといえばガモーラですよね。

しかし映画スタートレックファンの私からすれば緑や青でもない茶色の肌、SFでゾーイサルダナ自身をちゃんと拝めることはそりゃもうウフーラぶりでありまして早くスタートレック4撮ってほしいですね。

ですから私の目にはウフーラにしか映らないのでテンアゲポイントの大半はウフーラでしたね。

ライアンレイノルズではなくクリスパインで父親がクリヘムで画面に真一文字の青い光が度々入っていたら俺のスタトレ忖度が暴走して4.5スコアを叩き出していたかもしれません。

アクションもいちいちかっこよくてブラックウィドウの棒みたいなやつをダースモールのライトセーバー風にしたガジェットを駆使したライアンレイノルズの妙技にしびれます。

ただ予算が少なかったのかアクションシーンよりも家族愛が多いのが惜しいところではありますが会話も退屈しないので続編に大いに期待したいですね。

一体誰がこんな最高な酒のつまみをご馳走してくれたのかと調べたらショーンレヴィ監督なのです。

いやいやいやあんたワシが映画館2回観て2回とも寝てディズニープラスで一時停止を何回も押させた合計3回分時間泥棒されたあの伝説的映画フリーガイの監督やったんかいな。

マジすか、会話も面白いわアクションも爽快感あるわ本当にフリーガイ作ったんですか?ゴーストディレクターでもいたんですか?

私映画が好きなんじゃなくて自分の興味ある映画、万人受けする映画が好きなんですよ。

でごくたまに1年に1回くらい奇跡的に遭遇してしまうんですよ万人受け映画なのに全く面白くない作品に。

去年はフリーガイで今年はザバットマンですね。ですから今年はもう生理的に受け付けない万人受け映画に出会わないのが確約されましたので安心です。

最近デッドプール3がこのショーンレヴィ監督が務めると知りひどく落胆した矢先にアダム&アダムですよ。

会話もアクションも上手いショーンレヴィ監督に下ネタとグロの要素も加わるなんてこれはナメてた監督が実はってパターンは私史上初になるかもしれません。

生きねば。
伏見の剛力

伏見の剛力