本当は劇場で観たかったけど中々行けず、気づけばアマプラで配信が始まったので早速鑑賞。
興行収入197億円というモンスター作品だったので期待していたけど、面白かったし、アニメでしか観られないONE PIECEが作られていたと思う。
毎度最後は殴り合いという映画作品のマンネリ化も回避されていて、最後まで新鮮な気持ちで観ることができた。
ONE PIECEはキャラクターの個性も魅力だけど、今回ウタの魅力を底上げしてくれていのは歌声（と、曲も）。
歌い手にAdoをキャスティングしたのは大正解だし、ミュージカル調だから盛り上がるところでしっかり盛り上がれる。
カッコいい歌声から悲しいラストまで、ずっとウタを追い続けていて、ほんと今作の主人公はウタだったよ。
ウタの理想郷と平和を願う気持ちが、闇堕ちしてしまわなければ、もっと他の分野で活躍していたんだろうかと思ってしまう…。
近年の歌い手やYouTuberなどのインフルエンサーを模していながら、その影響力の怖さや視聴者側の無責任さも描かれていて、大人が観ても楽しめる側面をしっかりと持っている。
フィルムシリーズは尾田先生もガッツリ関わっているから、ポスターなんかも描かれているのがアツい。このテンションのまま、次のONE PIECE映画作品も制作してほしい…！
期待に胸を膨らませて膨らませて、もはやゴム風船みたいになりながら、楽しみにしてます。
