このレビューはネタバレを含みます
ガッツリとエンドロールから始まるのは興味深かった。
最初に出た「心臓より先に脳が壊れる全ての人へ」って感じの文章も好き。
同じ内容を80分くらいでやってたら評価が多少上がったと思うけど、この尺でこれやられると割と辛いな…という印象。(映画館ではいびきが聞こえた。)
妻の異変を感じたのに頑なに支援を拒み、自分の仕事にばかり没頭する夫に地味に苛立ちつつも、そうしたくなる気持ちはわからなくもなかった。
夫が亡くなってから画面の半分が暗くなりがちだったのはなんかよかった。彼女の世界は、もうほとんどカオスだったのかもしれないけど、それでも夫がいたからこそ彼女の世界は全画面だったんだろうなと。