このレビューはネタバレを含みます
2024/01/08鑑賞。35点。
【ジョン・ウィック】+【レオン】- バイオレンス描写的な映画。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
深夜のゴミ収集業者として働く男・クリーン(演. エイドリアン・ブロディ)は、娘をドラッグの過剰摂取で無くした過去を持つ。
クリーンはかつて"カルロの殺し屋"と呼ばれたヒットマンで、裏社会の人間は彼との対立を避けるほど恐れられていた。
人生に希望を持つことなく生きているクリーンだが、両親を亡くし、祖母・エセルに育てられている少女・ディアンダのことは気にかけていた。
ディアンダが黒人ギャングとつるみ出したと知ったクリーンは、彼女とギャングを引き離すため溜まり場になってる家を訪ねる。
ギャングたちはディアンダに麻薬を与えて、彼女がトリップしてる間にレイプしようとしたため、クリーンは持っていたレンチで全員を殴りつける。
その場には白人のマイケル・ジュニアもいたが、彼は町一帯を牛耳るギャング組織のボス・マイケルの息子だった。
ジュニアに2度と会話できなくなるほどの後遺症を負わせたクリーンは追われる身となり、彼はディアンダとエセルを守るため町から連れ出す。
汚職刑事と内通するマイケルは、部下を送り込んでクリーンたちを襲わせるが、クリーンは追ってくる敵を表情一つ変えずに殺していく。
ディアンダとエセルを隠れ家に匿ったクリーンは、決着をつけるため町に戻る。
ゴミ収集車でマイケルの家に突っ込んだクリーンは、家にいた彼の手下たちと汚職刑事を殺害。
体格差で負けたクリーンは、馬乗りになったマイケルに何発も殴り続けられる。クリーンは隠し持っていたレンチを手に取ると、マイケルを何度も殴りつける。
そこにジュニアが入ってきて、父親に向けて銃を撃ち続ける。
ジュニアはクリーンのことも撃とうとするが、既に弾切れだった。
ジュニアは、自分をぞんざいに扱い続けた父親に復讐がしたかった。今回クリーンの命を狙ったのもギャングのボスとして威厳を保つためで、息子を想ってではない。
ジュニアは弾を込めることなくクリーンを見逃し、クリーンも彼の命は奪わずに家を出ていく。
町に戻ってきたディアンダとエセル。
ディアンダは、見覚えのあるゴミ収集車が走っているのを見つけて、笑みを浮かべる。