大きな大きな海に飛び込んでゆく
若き俳優たち。
大きな大きな海のような心で若き
俳優たちを包み込む名優たち。
全8作。10年。
驚異的で熱狂的なファンが生まれた
世界的な大ベストセラーの映画化。
やっと観れた。
最初は、Blu-rayの特典映像でも観ている
ような気持ちで見始めたのよね。
懐かしいなぁ。そんな程度で。
クライマックスの大事な場面で、
傷だらけになりながら、ヴォルデモートに
対峙したのは、ネビルだったなぁ。と。
ゲイリーとダニエルの親子のような関係。
全てを知っていたスネイプの想い。
想像を絶するプレッシャーの中、
見事にバトンを受け継いだ4人の監督たち。
若き俳優たちの悩み、葛藤。
同じことの繰り返し。
何をやってもその役のイメージで
固定されてしまう不自由さ。
何から何まで注目されてしまう。
全てを捧げた10代の日々。
誰が欠けても不思議じゃなかった。
子供から大人へ。
子役から俳優へ。
だからこそ、その俳優たちの再会やハグ
には、胸が熱くなる。これは泣ける。
なんか、作品にいろんな想いが溢れて
いて、すごく良かったです。
愛でいっばいでした。未見なら
ぜひ観て欲しい。良いですよ。
そして映画のラストカットの余韻よ。
もう、ズルいなぁ。