たま

愛と激しさをもってのたまのレビュー・感想・評価

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)
2.5
たまには恋愛ものもいいかもと思って見たけど、ジュリエット・ビノシュ演じるサラに、まったく感情移入出来ずに終わりました。

二人の男と一人の女の三角関係。

サラとジャンは10年近くも暮らしているも、今だラブラブなのもなんだか不自然に感じるのは、私がひねくれているのでしょうか?

そしてサラは元恋人フランソワを見かけただけで、ティーンエイジャーのようにうろたえるのも不思議に思えて…

ジャンはいわく付きで服役したようだけど、その原因ともなったフランソワとまた事業を始めようとする。

サラはフランソワとの再会に心ときめかせ、どんどんのめり込んでいく。

ただ、このフランソワがなかなか胡散臭くて、ジャンはなぜ彼と組もうとするのか?!
サラは何故彼に引かれるのかが説得力がなさ過ぎて。
それゆえ、映画がつまらなく思えてしまった。
もっとフランソワのキャラクターを変えはた方が良かったのか…と思うのだけど…

ジュリエット・ビノシュは、今だ恋愛もののヒロインを演じられるのは素晴らしいと思うけど、まるで少女のような恋愛感情表現が鼻についてしまった。

ベルリン国際映画祭で、最優秀監督賞を取った映画ということで鑑賞したんだけどな…
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