たまには恋愛ものもいいかもと思って見たけど、ジュリエット・ビノシュ演じるサラに、まったく感情移入出来ずに終わりました。
二人の男と一人の女の三角関係。
サラとジャンは10年近くも暮らしているも、今だラブラブなのもなんだか不自然に感じるのは、私がひねくれているのでしょうか?
そしてサラは元恋人フランソワを見かけただけで、ティーンエイジャーのようにうろたえるのも不思議に思えて…
ジャンはいわく付きで服役したようだけど、その原因ともなったフランソワとまた事業を始めようとする。
サラはフランソワとの再会に心ときめかせ、どんどんのめり込んでいく。
ただ、このフランソワがなかなか胡散臭くて、ジャンはなぜ彼と組もうとするのか?!
サラは何故彼に引かれるのかが説得力がなさ過ぎて。
それゆえ、映画がつまらなく思えてしまった。
もっとフランソワのキャラクターを変えはた方が良かったのか…と思うのだけど…
ジュリエット・ビノシュは、今だ恋愛もののヒロインを演じられるのは素晴らしいと思うけど、まるで少女のような恋愛感情表現が鼻についてしまった。
ベルリン国際映画祭で、最優秀監督賞を取った映画ということで鑑賞したんだけどな…