haru

ビッグバグのharuのレビュー・感想・評価

ビッグバグ(2022年製作の映画)
3.0
失敗するのが人間。

2045年、人間の生活はAIたちがいなければもはや成り立たなくなっていた。そんな中、最新型のAIヨニクスが人類に対して反乱を起こす。アリスの家の旧式AIたちは、主人を守ろうとアリスたちを家に閉じ込めるが…

「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネによるSFコメディ。個人的に彼の作品は毎回オシャレで視覚的に楽しいのですが、フレンチギャグがアートすぎてイマイチわからないときがあります…特に今回は前半全然話が進まず、あと少しで脱落するところでした。アリスたちが家から脱出しようといろいろ画策する一方、AIたちは人間に愛される方法を相談。両者はなかなか交わらず、家の中でちょっとしたイベントが続く。ところが後半アリスの家にヨニクスが来襲すると、持ち直してそのままラストへ。ヨニクスが殺る気まんまんでガチで攻めてくるので、バラバラだったメンバーは一致団結するしかなかった。
こんな未来がまもなく到来すると思うと、笑ってばかりもいられない。高性能なロボットを従える人間が、いつのまにかロボットに支配される時代が来るかもしれない。うちにAIが来たら優しくしようと思いました。
haru

haru