子を思う母は強し!!
元軍人の凄腕スナイパーの主人公。離ればなれに暮らしていた娘の危機を知り、彼女は再び戦いに身を投じるのだった…!!
もはや見慣れた"母は暗殺者"設定。
ついこの前観た「キル・ボクスン」もコレw
本作、面白くなりそうでならない…絶妙に生ヌルい作品に仕上がっておりました。
Netflixオリジナル作品って当たり外れが激しいんよね〜。
冒頭のシーンから、娘と離ればなれになって12年後に場面転換するんですが…潔いくらいにアッサリ描き過ぎなんよ。
ジェニロペさん老けないし、12年の年月が全く感じられなくて笑っちゃいました。
それなりにアクションシーンも盛り込まれていて、滅茶苦茶つまらないってほどでは無いんですがイマイチ盛り上がりに欠けるんですよね…。
命を狙われているのも、主人公が自ら選び歩んできたデンジャラスな人生が原因のようですし、イマイチ感情移入しづらいのが難点。
ボロ車の床面を素手でぶち破るシーンには失笑。車検がユルいと聞くアメリカなら有り得るのかな…w
娘と2人きりで生活し、サバイバルスキルを叩き込んでいく流れ自体は面白いんですが、なんだか間延びしちゃって物語のテンポが悪くなっちまっている気がしました。
これは、教えてもらったスキルを活かして娘ちゃんが活躍する胸熱展開か…と思いきや、結局足手まとい感が否めないのもなんだかなぁ…w
そもそも、褐色美女のジェニロペさんからこの娘は産まれないだろ…と思っちまうくらい白人ガールなのも謎。
宿敵とのバトルもクライマックスとは思えないレベルの肉弾戦。敵が全く強そうに見えないのが致命的。
もう少しスピーディな展開にして、バイオレンス描写を盛り込めば、面白くなりそうなんだけどなぁ…。残念。
全てにおいて中途半端で今ひとつな映画でした。
〜余談〜
Netflixの作品ってたまにどっちがタイトルなの?と疑問に思うんよね。
"母という名の暗殺者"とだけ表示されてる時もあれば"ザ・マザー"と表示される場面もある。どちらかは副題ってことなんだろうけど、この表示形式は謎だわw
(「アウト・ロー〜ギリ義理ファミリー〜」も同じような現象)