まだまだ全力イーサン・ハント!!
全世界の情報ネットワークに不正アクセス可能なAIプログラム"エンティティ"。このAIを制御できる2つの鍵を巡ってイーサンは奔走する…!!
〜以下ネタバレありありあり〜
面白かったですが、期待を超えないレベル…ってのが正直な感想。
まぁ、こんなもんか…という印象でした。
ヘイリー・アトウェルさんが演じる女スリの参戦で、だいぶコメディ寄りになっていました。カーチェイスでキャーキャーワチャワチャしちゃう感じとか、まるで「ナイト&デイ」みたいなノリw
そして、黄色いフィアットで縦横無尽に駆け回る様子はルパン3世を想起させます。
後半だと、絶妙なタイミングでパラシュートで列車に突っ込んでくるトムとか都合良すぎて笑っちゃう。
まぁ、これはこれで楽しめたし悪くはないんですが…
ミッション:インポッシブルにそこまでコミカルさは求めてないんだよなぁ……。
この辺のギャグ要素にハマれなかったのが、個人的に評価が低かった要因です。
イーサンがIMFに入る以前の訳アリエピソードや、とある仲間の死なども描かれており、割とシリアスな展開もあるっちゃあるんですけどね…。
メイキングで何度も目にしたトムのバイクスタント。あの巨大なジャンプ台は、劇中では崖の一部としてCG加工されているんですね〜。
あそこまで周りがCG加工されてしまうと、もはや本人がスタントしていることの凄さが際立たない気がしてしまいました。
メイキングの方が絶対カッコいいんよ…。
そもそも、ストーリー展開上このジャンプは必要なのか…?という疑問すら抱いてしまいましたw
冒頭の砂漠での狙撃シーンで見られる眼帯姿のイルサ。確かにカッコいいとは思いますが、狙撃時のスナイパーって両目開けてるものなのよ…(うろ覚え雑学)
イルサが激闘の末、悲劇を迎えてしまう
ベニスの水路上の橋。あそこの作り物感はどうにかならなかったんでしょうか?
ロケだったら申し訳ないですが、スタジオセットの様に見えてしまってチープに感じてしまいました。
つらつらと気になった点を述べてしまいましたが、それなりに良かったですし、後編も楽しみにしてます!
久々のキトリッジ登場やイーサンのハンドマジック、列車の屋根上バトルなど、1作目のオマージュが盛り込まれ、知られざるイーサンの過去にも触れる展開などもありシリーズファンなら見逃せない作品であることは間違い無いです。
〜余談〜
敵の殺し屋として登場するポム・クレメンティエフさん。MCU好きにはマンティスのイメージが強いですよね。
本作では気の強そうなキャラクターなんだけど、初登場の銃撃戦&カーチェイスシーンではスカート姿なんよね…。
このギャップに心をうたれましたw