良かったとこ1 ローリー・キニア祭
まさに祭としか言えないほどにローリー・キニアがいっぱい。シェイクスピア劇で大成功して、40代では最も実力がある舞台俳優の一人なのに、その能力を活かしてあらゆる気持ち悪い男を演じ分けるのが良かった。
良かったとこ2 男性性をホラーの題材にする目新しさ
男性が世間から気持ち悪がられたり、怖がられたりするということを、そのままホラーの題材にしているのが目新しかった。
ダメだったとこ クライマックスで崩壊
男性の気持ち悪いところを凝縮して見せることには成功してるけど、そこから収拾をつけることに失敗している。
クライマックスのグロ描写は、ジェシー・バックリーのあきれ顔が表しているとおり、気持ち悪がるよりも呆れはてるシーンになっていて、かなりダレた。