2022年113本目。
こんなエキセントリックな表現とメッセージ込めた尖った映画なのに、原題含めてタイトル「MEN」って!!
それこそ、激尖りやろ!!A24さん!笑
物静かで、美しい風景に、突如現れる圧倒的違和感。
緊張感を引っ張り続ける構成。
「お金払って、なんでこんなヒリヒリしないといけないんだよおぉぉぉ」って思わせる。
これこそ求めているものだ。
多くは語らない描写の数々が「何かのメタファーなんだろうな」と思いつつも、それらを全て理解しなくても通用するビジュアル面での恐怖。
人によっては終盤のシーケンスはトラウマだよね。
正直、解釈に迷ったり困ったりする表現は結構あったし、よく分かんないまま飲み込まれた気もする。
監督の他の作品見てみると「アナイアレイション」と「エクス・マキナ」があった。なるほど、納得。あの "異物感"。
個人的には、ハーパーがトンネルの反響を使って、一人で音階を作っていくシーン好き。
シンプルに声とメロディが綺麗だった。