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カタリーナ・ブルームの失われた名誉

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『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』に投稿された感想・評価


「ブリキの太鼓」(1979)のフォルカー・シュレンドルフ監督と当時妻だったマルガレーテ・フォン・トロッタ監督の唯一の共同監督作。偏向報道を痛烈に批判する社会派サスペンス。主演は同作で母親役を演じたアンゲラ・ヴィンクラー。原作はノーベル文学賞受賞作家ハインリヒ・ベルの同題小説(1974)。

仮装パーティーを手伝っていた真面目な家政婦カタリーナ(アンゲラ・ヴィンクラー)は、会場でルードウィッヒという男性と恋に落ち彼女のアパートで一夜を共にする。翌朝、アパートに武装警官たちが押し入りルードウィッヒを探すが立ち去った後だった。彼はテロリストの容疑者であり、警察はカタリーナもその一味と決めつけ高圧的な尋問を続ける。一方、警察の御用記者テトゲスはカタリーナのねつ造記事を飛ばしまくり、挙句の果てに彼女の重病の母親に対して強引に取材を迫った結果。。。

全編から反権力の意志がストレートに放たれている様に若松プロ映画を連想した。ラストシークエンスには「女囚さそり」(1972)に通ずるカタルシスがあり、ラストの字幕一枚まで牙剥き出しの両監督の姿勢はあっぱれと言える。

原作者ハインリヒ・ベルは、西ドイツで赤軍派によるテロが多発した際に、それに乗じて反共意識を煽る報道姿勢に疑問を呈したことで一部メディアから袋叩きにあっていた。

本作の顛末に首相銃撃犯・山上徹也を想起。
たむ
3.5
『リチャード・ジュエル』が今年公開されましたが、マスコミ、ジャーナリストのダークサイドを描いた作品です。
本作に出てくる新聞記者の行動は、最悪で、証言を変える、曲解する、間違った事を報道していきます。
周囲の人々の嫌がらせもエスカレートして悲劇へと突っ込んでいきます。
多くの報道のソースがある中で正しい情報をいかに獲得できるか。
今観ても考えさせられる映画です。
アンゲラヴィンクラーが素晴らしい。あんな理不尽で恐ろしい状況に置かれながら留置所を希望して、まずやることは汚れまくった便器を掃除すること。ハンカチ取り出した時に昨夜のパーティの可愛い紙吹雪がドサッとこぼれ落ちるシーン。引き出しから取り出される拳銃をショルダーバッグに。空き地のなか建つ彼女の住んでいるマンションのロケーション。囚人服のふたりが廊下で鉢合わせて抱擁、その後のジャーナリストの葬儀でまたきっちり追い討ちかける徹底したラストも良い。

『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』に似ている作品

雨のしのび逢い

製作国:

上映時間:

105分

ジャンル:

3.6

あらすじ

フランス西海岸の小さな田舎町ブレーで、製鉄所長の妻として裕福に暮らすアンヌはある日、若い男が恋人を殺害する現場を目撃し、激しい情熱に衝撃を受ける。翌日、彼女は鉄工所の工員・ショーバンから声…

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