ルー・サロメ/善悪の彼岸 ノーカット版の作品情報・感想・評価

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meg

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3.5
ドミニク・サンダ美しいな
事実関係からはかなり脚色があるようだが、それなりに展開はあり、室内劇の多さの割に最後まで観られる構成
「愛の嵐」のリリアーナ・カヴァーニ監督作品。

才色兼備のルー・サロメと、彼女に魅了された哲学者ニーチェ、弟子のパウル・レーの愛憎の三角関係。

自由奔放なルーに翻弄されるふたりの男。

梅毒に冒され、徐々に精神を病んでいくニーチェ。

彼がヴェネチアで見る幻覚が不気味。

マントを翻し佇む、裸の悪魔。

悪魔と神の男色を彷彿させるバレエダンス。

思わず退いてしまう強烈過ぎるシーン。

退廃的で、毒を含んだエロスのカヴァーニ監督ならではの作風。

ドミニク・サンダの真骨頂。