短編集『3つのとりこ』の感想
池袋シネマ・ロサ。設定されたアジェンダを遠巻きにうろうろ、隔靴掻痒。意図した結果?▼『それは、ただの終わり』山口まゆが突きつける現実への黒沢あすかののらりくらりは「中…
空間の切り取り方がそもそも好きだったのですが、
今作では立体視ではなく、そのままの意味での立体感があった。
それゆえ距離とサイズが確信をつかない言葉の中ですごく意味を発していく。
どうしてだろうか、…
小川貴之短編集『3つのとりこ』で鑑賞
時世も時世で、陰謀論を信じる中年女性(ひいてはそれ以上の年代)と、そういった類を信じない若年層という大きな溝という不和が全編を通してずっしりと漂っており常に会話…
初めはよく分からなかったが、母親の知らぬ子供、最後のシーンに母親はどう思ったのだろう?
行方不明の子供に関して、付き合っている彼女や、サークルの人の話によって、一緒にいた女性に関する話を聞いても、母…